運動連鎖

技術

パンチの力学

パンチの講義。 ここで使用する概念。 運動量は、運動の第2法則において、その時間に対する変化の割合が力と等しい量として導入される。 つまり、運動量 p はニュートンの運動方程式、 を満たす。力 F はベクトル量であり、運動量もまたベクトル量...
運動理論

二軸の加速原理 その1 人体を振り子にする意識

二軸の加速原理について簡単に説明します。誤解のないように先に言っておきたいのですが、パンチは基本的には二軸です。自然に投げられるなら二軸になるはずです。 が、二軸を弱めるような指導、固定観念がボクシングには存在しているだろうと僕は考えていて...
技術

ボクシングのパラダイムシフト「二軸」

長岡とのミット打ちで感じた違和感。推論によってたどり着いた「二軸打者と一軸打者の世界観の違い」という仮説。この世界観の違いがボクシングシステムを根本から覆すだろうという予感。長岡のお陰でよりボクシングが鮮明になり、僕のボクシングを見るフィル...
未分類

パンチ力とハンドスピード向上に繋がる手打ちのメカニズム

簡単に手打ちのメカニズムについて解説します。科学的に検証できるわけではないので、全て僕の脳内でのシミュレーション、仮説です。 ブログを熱心に読んでいて僕が直接指導する長岡はこのメカニズムを説明せずとも理解していましたが、飛び飛びでこのブログ...
よもやま話

因果関係を見誤ると問題が上積みされていく

YouTubeのコメントで「手打ち打法」と「引っ張り打法」の長濱説についての反論がありましたので、その解答を行おうと思います。 ケツに乗ってドーンでいいよ 以下はYouTubeの反論への回答です。手打ち打法推奨への反論を要約すると「手打ち意...
技術

股関節おじさんは「手打ち打法」を推奨します

打法が2つあることはこれまでちょくちょく解説してきました。どちらも利点があるとお話しましたが、ボクシングの競技においては手打ち打法が合理的ではないかと結論しました。 パンチには大まかに「引っ張り打法」と「手打ち打法」二つのメカニズムがあり、...
トレーニング

「意識→無意識」ではなく「無意識→意識」が運動学習の因果関係なのかも

最近強く感じることです。学習というのは無意識から意識に上がってくるものなんじゃないのか?ってこと。 僕は動作を教えれば教える程、動きをギクシャクさせて下手にさせてしまう現象に2か月ほど頭を悩ませてきました。原因を究明しようと選手、練習生達に...
技術

【カシメロ】破壊的なワンツーのメカニズムを解説【カネロ】

以下の記事でも簡単に解説していますが、以下の記事のメカニズムで打つワンツーについて解説します。 僕が打法を再現したインスタを載せます。説明欄で簡単なメカニズムの解説をしていますが、文章だけだと分かりくいのでブログで解説していきます。 この投...
よもやま話

何事も始めが肝心

以下の動画の二人、最初の岩下は体当たりパンチでしたがボクシングの期間が短く癖が強く脳に焼き付けられていないからか、すぐに修正できました。二番目の磯野は元々鞭のような打法でしたが、当たる瞬間にほんの一瞬だけ拳をサンドバッグに押し込ませました。...
選手分析

天才の動きってこれ。ファンが見たいのは自由な発想。 ジャロン・エニス

選手を指導するに当たって世界のレベルを知るために徹底的に勉強しているんですが、その中でも特に優れた才能、技術を持っている選手を時々紹介しようと思います。 Salita Promotionsという海外のプロモーターが無料で公開しているチャンネ...
よもやま話

【サイレントピリオド】不随意による自然な運動【骨格立ち】

具体的な例としてカネロ・アルバレスを例とします。「サイレントピリオド」「SSC」「運動連鎖」「骨格立ち」を理解している必要があるので、未読の方はリンクから一読お願いします。 これらは僕が思いついた合理的な運動の長濱説です。アカデミックな証明...
技術

強打の技術 『ブレーキ効果』

僕が『ブレーキ効果』と勝手に読んでいる現象があるんです。 名前を付けると物事を考える上で効率がいいんですよね。 ただ、僕がそう呼んでいるだけなので、今回の話はもしかしたらスポーツでは常識で他の呼び方があるかもしれません。 今回はボクシングに...