論理学

よもやま話

技術論との付き合い方その二

その一は最も遭遇確率が高い妖怪「根拠なしマン」についてでした。 しかし、こいつははっきりと雑魚。ラッタやスライム。「それってあなたの感想ですよね」でライフを0にできます。経験値にもできないレベル。 次は少し厄介な妖怪。知識コレクターです。 ...
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指数の法則

指数の性質 指数の性質を考えます。 (仮定) (乗法律) ⊥ ¬(x<0∧0<y⇒0<x・y)(背理法) 0<x∨y<0⇒x・y<0(ド・モルガンの法則) 0<x∧0<y⇒0<x・y→0<x∨y<0⇒x・y<0(→導入)① 乗法律は「正と負...
よもやま話

技術論との付き合い方

YouTubeのボクシング解説系を見る時の注意。 帰納法と演繹法 要点が掴みやすいように具体的に説明します。 「強いボクサーの骨格には共通点がある(帰納法)」。 上の主観的な観察が事実であると仮定し、客観的な事実のみで裏付けを行う(演繹法)...
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トレーニング

どうやって上手くなるか

上の動画の要点を補足をします。 好きな場面を抽出 好きなボクサーの好きな技を切り取る。 1.まずは場面を切り取る あなたが認識可能な単位に切り取ってください。 例)プルカウンター、ショルダーロール、ロマステップ、ワンツーなど 2.その技が起...
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ド・モルガンの法則の自然演繹

ド・モルガンの法則 自然演繹て、少しも"自然"じゃないよな、と。 形式主義vs直観主義。これで本気で喧嘩できる情熱すごい。 数学の哲学において、直観主義(ちょっかんしゅぎ、英: Intuitionism)とは、数学の基礎を数学者の直観におく...
よもやま話

戦略の偶有性

パーソナルトレーニングの指導の一部を引用し、戦略や技術の偶有性について解説します。 偶有性 「実戦で手数が出せない」。 この場合の解決策はあなたならどうしますか? 実戦において「手数を出そう」は「心理的な緊張」を含意(偶有)します。また、往...
トレーニング

技術を導く練習

必然を起こす この練習には色んな意味を与えていますが、今回はチェックフックに論点を絞ります。 チェックフックを導く前提をざっくりと以下のように仮定しています。 1.手打ち 2.大腰筋の収縮 3.二軸 足を止めてはいけない、という制約を設ける...
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同型写像って何やねん

続き。 同型写像 2つの数学的対象が同型 (isomorphic) であるとは、それらの間に同型写像が存在することをいう。自己同型写像は始域と終域が同じ同型写像である。同型写像の興味は2つの同型な対象は写像を定義するのに使われる性質のみを使...
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ヒルベルトの公理に我流解釈を与える

WIISの公理主義的実数論を読み進めていると、再び公理主義とは、との疑問が頭をもたげてきました。それは直観としては、仏教の縁起に似た、認識(≒数学or論理)の規則をより抽象的に捉えようとする試みだと解釈しています。 ウィキペディアの英語版に...
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頭の体操八

一意性(いちいせい、英語: uniqueness)とは数学分野において、注目している数学的対象が「存在するならばただ一つだけである」或いは「ただ一つだけ存在している(つまり「存在して、かつ、存在するならばただ一つだけである」の意)」という性...
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頭の体操 その三

対偶 A={(x,y)∈ℝ²|y³+yx²≤x³+xy²} B={(x,y)∈ℝ²|y≤x} ⊂集合を論理の包含関係→⇒と解釈します。 y³+yx²≤x³+xy²(仮定) y(y²+x²)≤x(x²+y²)(分配法則) y(x²+y²)≤x...
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二次元の双対

集合の双対 上の我流で「双対関係」に文脈を与える試みの続き。 双対(そうつい、dual, duality)とは、互いに対になっている2つの対象の間の関係である。2つの対象がある意味で互いに「裏返し」の関係にあるというようなニュアンスがある(...