肩甲骨平面

運動理論

小胸筋ロック≒脇を締める

肩甲骨ロックの感覚を共有します。 今回は小胸筋に特化した感覚。 肩甲骨ロックと小胸筋 前鋸筋はスポーツでもよく聞きますが、小胸筋はあまり言及されません。 しかしながら僕の感覚としては前鋸筋と小胸筋は対で肩甲骨をロックしています。両方を鍛えな...
技術

脇腹を潰してパンチの角度を変える

クリチコワンツーの続き。 クリチコのように脇腹を潰して、つまり、脊椎の側屈(大腰筋の収縮)で角度を作るのは一流には当たり前に見られます。これは腸腰筋の強さが根本的な原因で、それが日本人ボクサーがアッパーカットが苦手である事実を演繹してくるの...
技術

クリチコのワンツー

力学的な加速 パンチでは脇腹は潰れます。恐らくは大腰筋の収縮。 Dr.スティールハンマーのワンツーが分かりやすい。前へではなく横へ頭が振られていますよね。二軸の推進、かつ脊椎の側屈による軸足荷重は床反力を増大させ、ブレーキ効果を高め腕への運...
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技術

カウンターの立ち上げと前鋸筋

肩甲骨ロック 前鋸筋小胸筋による肩甲骨がロック起こると、ベテルビエフやテオフィモ・ロペスなどの速さを理解できるようになります。 リンクのツイッターで述べているように、前鋸筋小胸筋による肩甲骨の外転前傾ロックが利かないと、腕を一々の動作で再起...
運動理論

メジャーとNLBの投球

前鋸筋による肩甲骨外転が大胸筋など大きなアウターマッスルを合理化し、かつ自然な二軸推進を引き起こしている、というのが長濱説。 で、二軸のスイングが合理的なのはヌンチャクが加速する原理で肩甲骨平面上を肩甲骨に押された腕が加速していくから。 メ...
技術

前鋸筋と広背筋と手打ち

新たな手打ちの話をします。ver.3からはうすうす感じていましたが、本格的な手打ちには本格的な骨盤前傾、胸椎後弯、肩甲骨外転を引き起こす筋力が必要です。 はっきりと断言しますが、誰でもできるわけではなありません。 シン・テウチ ニューノーマ...
トレーニング

シン・テウチ

ウサギさん🐰みたいになってるのは、前鋸筋を利かせて腕を支えようとすると自然とそうなるから。 これが楽です。 やりながら感じました。「ベテルビエフの気持ちってこれか」と。後はロイ・ジョーンズもこうなってますね。 手打ちが自然にできるのはもしか...
技術

ニ軸とこすりパンチ

こすりパンチを練習すると肩甲骨外転を保ったまま拳を加速させられるって記事の続き。 ニ軸とこすりパンチ なぜ加速しやすくなるのかを考えます。 肩甲骨平面 まずは肩甲骨平面から。肩甲骨平面上で腕を加速させたり、衝突させると力が逃げないよって話。...
トレーニング

長濱式懸垂ver.2

長濱式懸垂のver.2です。といっても鍛える筋力は同じです。 ver.1は負荷が強くて人を選ぶトレーニングですが、ver.2はほとんどの方ができるんじゃないかと思います。 肩甲骨を外転させたまま腕を鉄棒へ押し付けて体を上げ下げします。それだ...
技術

胸を閉じるとパンチが強くなる理由

ユーチューブの質問の答えを考えてみていきます。下の動画のように胸を閉じて、つまり肩甲骨の外転を保って殴ると腕が強くスイングされます。 大きく肩甲骨を使った方がエネルギーが高そうってのは直観として間違ってはいないとは思います。 ただ、実際は肩...
技術

トーレス戦の技術的反省の共有

試合の反省かつ99%の人がが抱えている非合理な動きについての共有です。 僕はかなり改善されましたので、気にしてないと気が付かなくなってきましたが、後楽園ホールレベルだと100%できていません。僕はかなり気になってしまいます。 文字での表現が...
技術

構え方とパンチとスタイルの関係

打法と構え方の関係についての長濱説です。 パンチと構え方とスタイル 分かりやすくカネロとゴロフキンで説明します。 まずはゴロフキンから。 ゴロフキンの打法 ゴロフキンのパンチは拳の硬いところ、中指と人差し指の第3関節で正確に急所を打ち抜くの...