技術 ハイガードのやり方 ハイガード ノーマンのガードは正面から見ると「Ⅱ」になっているのが分かると思います。 また、腕が胸郭の正面へ押し出されて肘が上がっています。つまり、腕が体の側面にベタッと張り付いているのではなく、胸郭の前に浮かされています。 構造的に、下の... 2025.07.12 技術選手分析
技術 「肩抜き」は弱者の認識 所謂「肩抜き」が弱者の認識であることを主張します。 肩抜きしてる奴いる? 俗にハードパンチャーと呼ばれるボクサーで「肩抜き」しているのいるか? むしろ小さな予備動作から一気に拳が加速しているように見えるが。 ベテルビエフもコバレフもチューも... 2025.07.07 技術運動理論
技術 脳震盪を起こすパンチを考える 三半規管 三半規管(さんはんきかん)は、内耳にある平衡感覚を司る器官で、3つの半円形の管から構成されています。これらの管は、頭部の回転運動を感知し、体のバランスを保つ役割を担っています。 三半規管は、加速度、特に角加速度(回転加速度)を感知... 2025.07.06 技術
技術 右ストレートの打ち方 右ストレート 上の動画に一流ボクサーのワンツーの共通点を抽出しました。 要件 1.上腕内旋 2.大腰筋の収縮 肩甲骨ロック→上腕内旋→前腕回内が構造的に連動するという話は散々しているので、ここではしません。 利点 1.頭がズレる 2.リーチ... 2025.06.10 技術
技術 ダブルパンチの利点 ダブルパンチの利点 左右の連打よりも、片腕の連打を練習する方が競技力の向上において効率が高いと考える理由を説明します。 ここでは同じパンチを繰り返すことを「ダブルパンチ」と呼ぶことにします。 ダブルパンチの利点 1.相手のガードを殴ってズラ... 2025.06.09 技術運動理論
トレーニング パンチの打ち分け 側頭部フック ロングレンジからフックで側頭部を狙おうとすると、必然的にそこを擦るような軌道になります。 この場合の動作はストレートやジャブと類似するので、必然的にそれらと同様の予備動作が起こります。 すなわち、相手のフックとストレートの区別... 2025.06.04 トレーニング戦略技術選手分析
技術 エドウィン・バレロの投擲パンチ 投擲パンチ バレロのパンチはコンパクトだが強い。 その理由を考えます。 バレロのパンの印象は、はベテルビエフやコスタヤ・ズー、ロイ・ジョーンズなどから受けるそれと非常に似ていると感じます。所謂ロシアンスタイルと言う方が伝わるか。 ピッチャー... 2025.05.23 技術選手分析
トレーニング 歩き打ちの練習 歩き打ちの練習。 歩き打ち 強い手打ちの前提条件 1.股関節ロック 2.肩甲骨ロック 1は具体的には膝が曲がり股関節が開く場合です。脛骨を床に反発させれないので強い歩き打ち(手打ち)はできません。 所謂O脚が股関節が開き膝が曲がる原因です。... 2025.04.04 トレーニング技術
技術 ロシアンフックの打ち方 その五 ロシアンフック パンチの反動動作の記事で述べたことですが。 ロシアンスタイルのパンチはGGGのように、上腕の内旋を保って反動を作ります。 これはほぼ全てのスポーツに見られる普遍的な動作です。 GGGのパンチの反動動作はフェデラーや蘇炳添とそ... 2025.04.02 技術
技術 肩甲骨ロック時のガード腕とパンチ腕の連動 その二 ガード腕 上の動画は、長岡のガード腕がパンチ時にその反対側へ飛んでいくのが修正されたのが分かりやすいと思います。 長岡のガードは後ろへ飛んでいく、かつフォアマン、ジョーンズ、ベテルビエフ、ゴロフキンなどのボクサーはガード腕がその逆の作用を起... 2025.04.01 技術
技術 肩甲骨ロック時のガード腕とパンチ腕の連動 肩甲骨ロック 上で示したような連動の理由とその利点を説明します。肩甲骨ロックができるとできないとでは体の連動性が変化します。 それは身体重心の動きに伴う床反力の受け方と動員される筋肉に差を生み出します。 ある閾値を境にボクサーのボクシング技... 2025.03.31 技術
技術 投擲とパンチと大胸筋 上の記事の続き。 長岡のパンチを修正する過程です。 「パンチは投擲である」が分かりやすいと思います。 折り重ねられたような大胸筋のねじれは、投擲物をリリースする直前の「握り」と「腕の形(肘の直角腱固定)」で、その筋力を最大化する為の構造であ... 2025.03.28 技術