技術 腸腰筋とボクシング技術の関係 ガードを無力化 上のコバレフとアルバチャコフの右の打法の利点の一つは、脇腹の収縮に伴う肩関節の移動が相手のガードの間を通るパンチの軌道を実現すること。 脇腹を収縮させない(≒腸腰筋が弱い)場合と比較すると、その差は歴然です。 後者の場合、あ... 2025.09.10 技術選手分析
技術 見えないパンチその三 リズムの変化 ヒトは無意識に規則やリズムを覚えます。 前から向かってくる車の面積は速度に比例して大きくなります。 その変化の規則性を基に歩行者は車の未来の位置をなんとなく予測し、危険に巻き込まれる確率を減らしています。 会話中もリズムや単語... 2025.09.01 技術
初心者向け パーリングのやり方 その二 井上尚弥のパーリング ノーマンの動画で説明してるように、前鋸筋が強い場合は、構造的に肩甲骨の外転に伴う上方回旋が起こり、肩鎖関節と胸鎖関節を支点に肘が持ち上げられます。 この場合は下から肩甲骨により腕が支えられるので、僧帽筋などの肩の力が比... 2025.07.26 初心者向け技術選手分析
未分類 パーリングのやり方 掌で受けない 手の母指球から小指球の辺り、あるいは掌底で跳ね返してるのが分かりますか。 掌底の硬い所から上腕を当てて軌道を変えています。 「払う」よりはむしろ「当てる≒止める」。 パンチの衝撃による伸張反射などにより、結果的に払っているよう... 2025.07.18 未分類
技術 背屈ロックとガード 背屈ロックとガード 正面からガードを見た時の形が「Ⅱ」と「八」となる場合について考えます。 根本的には前鋸筋小胸筋の強さが導いていると考えられますが、手首の形も影響すると考えられます。 背屈した場合に腕に加えられる回転力は上の青矢印。腕の重... 2025.07.14 技術選手分析
トレーニング 肘が上がる≒脇が開く≒肩甲骨外転 脇が開く≒肘が上がる 「ハードパンチャーは肘が上がっている≒脇が開いている!」 アホ「それは肘を上げている≒脇を開いているからだ(ドヤァ!」 普通の人「何故だろう...」 前鋸筋が強い場合は、構造的に上腕を内旋させようとする力が働く。 従っ... 2025.07.14 トレーニング技術
技術 ハイガードのやり方 ハイガード ノーマンのガードは正面から見ると「Ⅱ」になっているのが分かると思います。 また、腕が胸郭の正面へ押し出されて肘が上がっています。つまり、腕が体の側面にベタッと張り付いているのではなく、胸郭の前に浮かされています。 構造的に、下の... 2025.07.12 技術選手分析
技術 「肩抜き」は弱者の認識 所謂「肩抜き」が弱者の認識であることを主張します。 肩抜きしてる奴いる? 俗にハードパンチャーと呼ばれるボクサーで「肩抜き」しているのいるか? むしろ小さな予備動作から一気に拳が加速しているように見えるが。 ベテルビエフもコバレフもチューも... 2025.07.07 技術運動理論
技術 脳震盪を起こすパンチを考える 三半規管 三半規管(さんはんきかん)は、内耳にある平衡感覚を司る器官で、3つの半円形の管から構成されています。これらの管は、頭部の回転運動を感知し、体のバランスを保つ役割を担っています。 三半規管は、加速度、特に角加速度(回転加速度)を感知... 2025.07.06 技術
技術 右ストレートの打ち方 右ストレート 上の動画に一流ボクサーのワンツーの共通点を抽出しました。 要件 1.上腕内旋 2.大腰筋の収縮 肩甲骨ロック→上腕内旋→前腕回内が構造的に連動するという話は散々しているので、ここではしません。 利点 1.頭がズレる 2.リーチ... 2025.06.10 技術
技術 ダブルパンチの利点 ダブルパンチの利点 左右の連打よりも、片腕の連打を練習する方が競技力の向上において効率が高いと考える理由を説明します。 ここでは同じパンチを繰り返すことを「ダブルパンチ」と呼ぶことにします。 ダブルパンチの利点 1.相手のガードを殴ってズラ... 2025.06.09 技術運動理論
トレーニング パンチの打ち分け 側頭部フック ロングレンジからフックで側頭部を狙おうとすると、必然的にそこを擦るような軌道になります。 この場合の動作はストレートやジャブと類似するので、必然的にそれらと同様の予備動作が起こります。 すなわち、相手のフックとストレートの区別... 2025.06.04 トレーニング戦略技術選手分析