暇つぶしに見て わり算 その二 任意の実数に対して0以外の逆元の乗法を除法と定める。 x・y⁻¹=z が除法。yの逆元をかけること。 x・1=z・y yかけると逆元は消えて乗法単位元(何もしない要素)が現れる関係。乗法においてyを相殺するのがy⁻¹。 また上の式は x÷y... 2025.02.24 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 割り算 公理主義実数論の立場から除法≒割り算を考えます。 除法 実数 x の正整数 n 乗は、素朴には、n 個の x を掛け合わせたものである。厳密には、次のように再帰的に定められる。 (∗)x¹:=x, (∗∗)xn+1:=xⁿ×x(n≥1) .... 2025.02.18 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 0×a=0 任意の実数xに0をかけると0になる証明。どこがでやったような気がするので重複した記事かも。 ただ、なんとなく頭の中で完結させただけな気もしますので、確認もかねて。 0・a⇔a・0(乗法交換律) 0・a(前提) (0+0)a(加法零元) 0・... 2025.01.13 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 稠密性「デデキントカットッッッ!!!」 実数の最大値最小値 A={ℝ∈x|a≤x≤b} maxA=b,minA=a 非負の実数の部分集合の大小関係を集めた順序対の集合をℝ⁺≤とすると ∀x(0,x)∈ℝ⁺≤ 正の実数の任意の元は0以上の関係にあるので、その最小値は minℝ⁻=0... 2025.01.08 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 0⁰=1の証明 0の0乗 0⁰=1 であることは、一応は下の記事で証明しましたが、0=0^(0+1)へ変形する過程がないことにきがつきました。 実数 x の正整数 n 乗は、素朴には、n 個の x を掛け合わせたものである。厳密には、次のように再帰的に定め... 2025.01.05 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て ヒルベルトの公理に我流解釈を与える WIISの公理主義的実数論を読み進めていると、再び公理主義とは、との疑問が頭をもたげてきました。それは直観としては、仏教の縁起に似た、認識(≒数学or論理)の規則をより抽象的に捉えようとする試みだと解釈しています。 ウィキペディアの英語版に... 2024.12.25 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 頭の体操八 一意性(いちいせい、英語: uniqueness)とは数学分野において、注目している数学的対象が「存在するならばただ一つだけである」或いは「ただ一つだけ存在している(つまり「存在して、かつ、存在するならばただ一つだけである」の意)」という性... 2024.12.06 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 頭の体操七 逆元の逆元 -(-x)は逆元の逆元という意味。裏の裏は表、の証明。 公理主義実数論の公理から。 ∀x,∃-x∈ℝ:x+(-x)=0 任意の元xを選ぶとその逆元は必ず存在します。 (-x)+(-(-x))=0(R3) -(-x)+(-x)=0... 2024.12.02 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 群 濃度の件で、そう言えば代数的数なるものがあったなと。果たしてその濃度はどれほどか証明しよう、と思い立ったのですが、『そもそも「代数的数」を知らん』と気が付きました。 深掘りしたら「群」という概念と遭遇。 情報の大部分が捨像されたような定義だ... 2024.11.21 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 素人が数学に挑戦 線形変換 その2 線形変換 行列とか線形性とか線形写像はかなり難しく感じる、やってもやってもやってもきりがない。学問だから当たり前だけど深いわ。 これまでの人生には現れてこなかった、現れても認識できなかった概念だからだと思いますが、理解するのも時間がかかるし... 2022.02.06 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 素人が数学に挑戦 ベクトル空間の一般化 まだ続くベクトル空間の話。今回はベクトル空間の定義を一般化して適用できる範囲を拡張していきます。 ベクトル空間の公理が満たされれば、例えそれがどんな風に見えてたとしても、それはベクトル空間です。 ベクトル空間の一般化 まずベクトル空間の公理... 2021.12.28 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 素人が数学に挑戦 ベクトル空間の性質 ベクトル空間を定義する加法とスカラー乗法が成立すれば、その世界は例えどんな風に見えたとしてもベクトル空間だと言えます。そしてもし、その世界がベクトル空間なら、ベクトル空間の公理から導き出せる性質(定理)が適用できます。 ベクトル空間の性質 ... 2021.12.23 暇つぶしに見て