フロイド・メイウェザー

運動理論

膝が曲がる理由その三

一流の膝が伸びる理由 一流の脚がバシッと伸びる理由を述べます。 腸腰筋が太い場合は骨盤が前傾します。骨盤の前傾は二関節筋筋であるハムストリングスを構造的に伸張します。 この場合、膝関節に付着するハムストリングスは脛骨と腓骨を伸張します。 す...
技術

チェックフックのやり方

上に載せたチェックフックに同じ規則性があります。これから帰納するなら腸腰筋がチェックフックの重要な説明変数であると推論できまます。 この論理は国も時代も異なる一流のボクシングに同じような規則が現れる理由を理解させます。 腸腰筋 つまり、「チ...
技術

クロフォードのチェックフック

破壊力があり、かつ動きながら打てる。 まさに攻防一体。チェックフックはクロフォードの強力な武器です。 今回の記事も結論はいつもと同じです。 「強い腸腰筋の表出がこのフックである」。 大腰筋が強い程、つまり、胸椎の側屈が強調される程、のけ反り...
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技術

チェックフックの手順

チェックフックの手順 あえて"手順"としましたが、股関節ロックと胸椎側屈ができるなら咄嗟に起こるとは思います。 あくまでもイメージを掴む為に視覚化しました。 1.パンチを避ける(胸椎側屈) 2.奥の足に荷重 3.フック 4.後ろへ前の足を送...
技術

隠れながら攻撃

隠れながら殴る メイウェザーが隠れながら殴っているのが分かると思います。 これが起こるのは条件は大まかに 1.大腰筋が強い 2.反射に体を任せる 1ができない場合は胸椎の可動性をボクシングの技術へ組み込めませんから、生理的、物理的にメイウェ...
初心者向け

怖がる(≒嫌がる)ディフェンス

嫌がる≒ディフェンス ディフェンスは隠れる。あるいは怖がる。メイウェザーが分かりやすいと思います。 初めてパンチされた時の反応を洗練させたような動きです。首をすくめたり、顔を背けたり、体を丸めたり。表情もそう。超嫌そう。 そう感じませんか。...
よもやま話

隠れるディフェンス

ボクシングとは 上のロマの記事で「ディフェンスは隠れる」と主張しました。 パンチを目視で回避することが生理的に不可能である事実と、僕が一流に感じる規則性から帰納的に考えるなら、恐らくは「"反射的に"危険な空間から隠れるのがディフェンスだろう...
よもやま話

振り子歩き

振り子歩き この所は長岡に振り子歩きの練習をさせています。 見れば分かると思いますし、散々言及しているので詳細は省きます。 分かりやすい利点だけ。 1.奥脚に乗り込むことで、相手から頭を遠ざけてディフェンスの距離が保てる 2.股関節の可動性...
技術

プルカウンター

モハメド・アリのプルカウンター。 プル≒プルの文脈 「プル(引く)」と形容されているので、頭を引いて打つパンチと誤解してしまいますが、厳密にはほとんど頭は後ろへは引かれておらず、むしろ頭は横へズラされています。 ただ、確かに引いている(プル...
技術

メイウェザーのショルダーロール

メイウェザーのショルダーロールは、ジョージ・ベントンやジェームズトニーなどのそれと共通項は同じだと考えられます。 大腰筋が強く収縮する場合は必然として 1.肩が相手のパンチの軌道を遮る 2.相手の射程から顔面が遠ざかる が起こります。 大腰...
技術

メイウェザーの左フックカウンター

上のメイウェザーの左フックは「大腰筋によるパンチの距離と角度の創造」と抽象できます。 この視点であれば下の動画の場面も同じパンチだと認識できます。 ポイントは、「体を起こさずに左の脇腹を収縮させたままで殴る」こと。 大腰筋が弱い場合はパンチ...
未分類

ハメドやメイウェザーの気持ち

ヘッドムーブでパンチを躱すコツは「股関節ロック」と「無心」です。 股関節のロックが強くなるとハメドやアリ、メイウェザーの気持ちが分かってくると思います。体が仰け反るのは自然な反応です。股関節がロックできるなら、体重は股関節に収まるのでバラン...