よもやま話 13年間世界戦、敵地で勝ち続ける 日本のジャッジは割と公平なので普段海外ボクシングを見ない方は馴染みがないかもしれませんが、ビバメヒコディシジョンに代表されるように、ボクシングは敵地で勝つのは至難の業です。加えて世界戦で敵地で結果を出し続ける(KOする)なんてのはむちゃぶり... 2022.04.12 よもやま話
メンタル 金メダリストでも世界チャンピオンでも怖いものは怖い 村田選手の試合後のインタビューが掲載されています。怖いのは怖い。ボクシングを始めると最初にぶち当たる壁だと思います。自分自身の弱さを認められるかどうか。この壁にぶつかっていることを認められないと、そしてこの壁を越えられないと試合では勝てませ... 2022.04.11 メンタル
よもやま話 子供が困っていたら助けるのが大人でしょ ロシア-ウクライナ、自分の娘、平仲ジムでの指導のことを含めて最近思うことがあります。 子供の為に犠牲になるのが大人でしょ 戦争 爆撃か何かで子供を抱きかかえたまま一緒に死んだお母さんの遺体の画像を海外のニュースで見た(それが本物かは分からな... 2022.04.09 よもやま話
暇つぶしに見て 素人が数学に挑戦 自然数の定義 群の分野の続きです。 自然数 頭では群を抽象化し厳密に定義することの意味は理解できていますが、その威力を体感していないので、なんだか群の輪郭がぼやけています。というわけで簡単に群にはどんなものがあるのか見ていきます。 定義 群の定義を簡単に... 2022.04.05 暇つぶしに見て
よもやま話 右脳と主観的体験と直感と競技力 長濱説です。うんこタイムにどうぞ。 主観的体験と立体視 この話、本当に面白いんでぜひ読んでください。後述しますが、僕の脳内の仮想空間がきれいに整理されました。 8年間左脳が停止した女医の体験 右脳と主観的体験 上の記事を読んだときにハッとし... 2022.04.02 よもやま話
戦略 危険を冒すことで凶悪化したドネアの戦略 戦術の相乗効果 ドネアファンはご存知と思いますが、ドネアはスタイル(戦略)を変えました。全盛期と言われた頃は足を使って敏捷に動き回ってカウンターを奪うロイジョーンズのような躍動感のあるスタイルだったので今のように打たれるってことはほとんどあ... 2022.04.01 戦略
技術 ハードパンチャーの手首の形は「ゲンコツ」 カネロとロシア式を参考に ゲンコツパンチは二軸かつ前鋸筋が効きやすく、肩甲骨平面で拳を飛ばせます。肩甲骨で衝撃を支えられ、拳の硬い部分が当たるってことで貫通力が高く殺傷能力が高いのですが、反面軌道が大きくなりやすいので、もっと素早くできないかなあって改良を重ねていま... 2022.03.29 技術
よもやま話 世界観の違いが競技力を変える ホモサピエンスって同じ世界観をみんなで共有できるようになったから他の人類との競争に勝つことができるようになったんだってこの本に書いてありました。 共通した架空の敵を作り上げたりルールを整備したり。宗教とか資本主義みたいな観念がその典型だと思... 2022.03.20 よもやま話
暇つぶしに見て 素人が数学に挑戦 群 群論って抽象的な議論が展開される分野です。なんでそんなこと考えるの?って感じますが、超高度な抽象化が必要な状況があったのだろうと無理やり納得させて前へ進めていきます。 とりあえず群の定義から。 群 定義 群(グループ)は集合です。群という集... 2022.03.19 暇つぶしに見て
技術 ボクシングのパラダイムシフト「二軸」 長岡とのミット打ちで感じた違和感。推論によってたどり着いた「二軸打者と一軸打者の世界観の違い」という仮説。この世界観の違いがボクシングシステムを根本から覆すだろうという予感。長岡のお陰でよりボクシングが鮮明になり、僕のボクシングを見るフィル... 2022.03.17 技術運動理論
技術 二軸と一軸のスコープと踏み込みの違いと「横へ動く」信仰 二つの軸のスコープの違いに起因した踏み込みの違いを見ていき、横へ動く信仰の正体へ迫ります。 表層を捉えるな 股関節を支点とした骨盤の回転、一軸的な打者の射程 股関節二つと肩関節を支点とした二軸てきな 打者の射程 赤いものがスコープ。左が一軸... 2022.03.16 技術運動理論
技術 二軸打法の射程 二軸打者のスイッチ 二軸打法ではパンチの軸は二つです。右ストレートを例にすると、骨盤を回転させるのは軸脚となる左股関節、そして腕を回転させる肩関節です。 今回はその回転に起因した二軸打法のスコープについて。 二軸と一軸のレンジ 一軸打法でのスコープはこうです。... 2022.03.13 技術運動理論