運動理論

二軸の加速原理 その2 二軸による筋力強化

腕の推進について考える 肩腕の構造 肩甲骨の関節窩って左図みたいに窪みになっていて、上腕骨をこの窪みにはめるような構造になっています。 鎖骨で骨格に繋がれてはいますが、基本的に宙に浮いており筋肉によって持ち上げられています。 立体的に動かせ...
運動理論

二軸の加速原理 その1 人体を振り子にする意識

二軸の加速原理について簡単に説明します。誤解のないように先に言っておきたいのですが、パンチは基本的には二軸です。自然に投げられるなら二軸になるはずです。 が、二軸を弱めるような指導、固定観念がボクシングには存在しているだろうと僕は考えていて...
メンタル

勝つって難しい

大阪から帰ってきました。 この投稿をInstagramで見る 陸長濱(@r.npugilist)がシェアした投稿 本番で勝つ為に 娯楽のゲームと命がけの試合 練習と本番って全く違うんですよね。試合はスパーリングの延長線上ではない。試合は日常...
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未分類

スペンス vs. クロフォード ウェルター級四団体統一戦

スペンスがウガスのベルトを吸収し3団体統一。遂に前人未到のウェルター級統一が目前と迫りました。 No gimmicks. Just greatness  簡単な解説 スペンス強くて上手かった。中へ入って細かく隠れながら動くスペンスにウガスは...
トレーニング

修斗世界チャンピオンとのトレーニング

平良達郎選手Wikipedia:平良達郎Instagram:@t.tatsurooo6 沖縄の格闘技ファンならご存知の選手だと思います。 今回は3回目で手打ち、二軸、スタンスの作り方などを指導させていただいております。成果で始めるのは全てが...
ニュース

キューバがボクシング参戦!

ベテルビエフにGGG、コバレフにブタエフ。恐ロシアを象徴する東側諸国のトップアマ。 そして、ついにキューバがプロボクシング参戦。キューバのトップアマがプロ参戦 僕はアマについては知らないんですが、キューバだとアンディ・クルスが有名ですね。プ...
よもやま話

13年間世界戦、敵地で勝ち続ける

日本のジャッジは割と公平なので普段海外ボクシングを見ない方は馴染みがないかもしれませんが、ビバメヒコディシジョンに代表されるように、ボクシングは敵地で勝つのは至難の業です。加えて世界戦で敵地で結果を出し続ける(KOする)なんてのはむちゃぶり...
メンタル

金メダリストでも世界チャンピオンでも怖いものは怖い

村田選手の試合後のインタビューが掲載されています。怖いのは怖い。ボクシングを始めると最初にぶち当たる壁だと思います。自分自身の弱さを認められるかどうか。この壁にぶつかっていることを認められないと、そしてこの壁を越えられないと試合では勝てませ...
選手分析

村田 vs. GGG 試合中のコミュニケーションに注目

GGGのジャブを機能させてしまうとGGGシステムが発動してKOされると以下の記事で解説しています。戦略的なことを言えば、ジャブを機能させないためにプレッシャーと手数が必要で、特に序盤が勝負の分かれ目になります。 プレッシャーをかけられないと...
よもやま話

子供が困っていたら助けるのが大人でしょ

ロシア-ウクライナ、自分の娘、平仲ジムでの指導のことを含めて最近思うことがあります。 子供の為に犠牲になるのが大人でしょ 戦争 爆撃か何かで子供を抱きかかえたまま一緒に死んだお母さんの遺体の画像を海外のニュースで見た(それが本物かは分からな...
トレーニング

素人が素人に教える惨状

ボクシング成長の秘訣はボクシング教に古くから伝わる教義を無視すること。”素人”の言うことを聞かぬこと。 制約となる観念 「基本が大切だ!基本基本基本!」「ガード上げろ!」「顎引け!」「腰を回せ!」「踵を挙げろ!」「膝を曲げろ!」「前重心!」...
選手分析

ガードを無力化するGGGの立体的感覚

GGGのジャブを防げなかった場合の話、つまり序盤でプレッシャーをかけられないか手数が出せずにジャブで顔を跳ね上げられる展開が続いた場合。 立体的感覚 ロシアンスタイルと立体的感覚 以下の動画で分かる通り、GGGは立体的に相手を感じています。...