ガードを無力化するGGGの立体的感覚

選手分析

GGGのジャブを防げなかった場合の話、つまり序盤でプレッシャーをかけられないか手数が出せずにジャブで顔を跳ね上げられる展開が続いた場合。

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立体的感覚

ロシアンスタイルと立体的感覚

以下の動画で分かる通り、GGGは立体的に相手を感じています。
空間認知ってやつですかね。
人間は正面に目がついているので草食動物より立体的に世界を見ています。
コウモリ音波の波形で空間認知してるんで距離とか奥行き、物体の輪郭を人間より立体的に感じているはずです。

GGGの目の位置は普通の人と同じだし、音波も使えるなんてことはないはずです。
GGGは触覚によって認知できる世界を広げているんじゃないかと考えています。

ロシア式の打法は拳のゲンコツをピンポイントで当てなければならないので、軌道の鮮明なイメージが必要になります。
恐らくロシア式を習得する過程で立体的に相手を感じる能力が磨かれたのだと思います。

その立体的な感覚が拡張された結果、リング上での相手の追い方(リングカットオフ)などに繋がっているのかもしれません。
リングの広さ、コーナーの位置、ロープまでの距離が何となく分かる程度には空間認知の能力が高められているのかも。

GGGのパンチはガードをすり抜けて行きます。
拳の角度を変えてあり軌道を変えたりと色んな方法でガードを無力化します。

村田選手はハイガード。
初回、GGGのパンチがどんな風に防ぐのかに注目です。
序盤で顔を跳ね上げられるような展開が続くなら、KOもあり得ます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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