よもやま話

教育の目的は子供の自我同一性(アイデンティティ)の獲得を助けること

娘と会う時間は普段会えない分だけ濃厚で、なかなか会えないからこそ親として僕が娘にしてあげられることは何かと考えます。 考えた末導いた僕が親としてできる最初の仕事は、遊びを通じて僕の価値観(生き方)を彼女へ伝えること。次にこの世界には宗教など...
暇つぶしに見て

素数が無限にある証明を背理法で

論理的に正しいと定義される推論の形式の続き「背理法」を見ていきます。 背理法 定義 【背理法】とは、ある命題Pを証明したいときに、Pが偽であることを仮定して、そこから矛盾を導くことによって、Pが偽であるという仮定が誤り、つまりPは真であると...
メンタル

敵や困難との遭遇は心を調和させる絶好の機会

敵とは困難とは何か。この局面に達することができることがニーチェの言う「小児」でありブッダの言う「悟り」。 人生は自らの真の姿を探す旅 インナーゲームは最終的には敵に勝つことを放棄し、執着を捨てろと説きます。仏教と同じ結論に達するのがまた面白...
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暇つぶしに見て

【モーダスポネンス】単純で妥当な論証 【前件肯定】

論理的な論証とは何かを前回学びました。それは「前提が真であれば結論が真となる「妥当」且つ、前提が全て真である「健全」な論証のことでした。妥当性は論証が形式的に正しいかどうか、健全性は具体的に前提の命題が真であるかどうかが焦点です。 前件肯定...
よもやま話

【インナーゲーム】本能と理性 主観と観察者

「フロー」「超人」「貴族」「悟り」「自我同一性」「インナーゲーム」長濱説なら「完全な主観」。僕の中で点在してた概念がネットワークを形成し始めました。全て同じことを言っていいます。 セルフ2(本能)の力を妨害するセルフ1(理性) ガルウェイも...
よもやま話

「超人」「仏教」「貴族」という生き方

仏教の言う「繋縛」はガルウェイの言う「セルフ1」、ニーチェの言う「末人」であり、オルテガの言う「大衆」、ウォシャウスキー兄弟の「マトリックス」。仏教の「解脱」はガルウェイの言う「セルフ2」。ニーチェの言う「超人」であり、オルテガの言う「貴族...
よもやま話

久しぶりに恋愛小説呼んでみた「余命10年」

久しぶりに印象に残る本を見つけたのでご紹介します。呼んで2日立ちますが、いまだに心には衝撃が残されています。 普段は安っぽい気がして恋愛小説は読みません。が、きらきらした雰囲気とは対照的な儚げな表情の表紙絵が気になってしまって。分厚い本でも...
よもやま話

欠点も困難も含めて自分 全て自分で引き受ける

ボクシングに限らずだとは思いますが、道を突き詰めようとすればするほど自分の未熟さや欠点と向き合う必要が出てきます。自分の弱さに起因した困難とも立ち向かっていかなければなりません。「なんて自分は弱いんだ、ダメなんだ」と悩んだ時期もありましたが...
暇つぶしに見て

「健全且つ妥当」な推論の手続き

論理包含の法則とか眺めていたらふと、思ったことがあって。それは数学的(論理的)に証明が正しいことの定義ってどうなっているのだろうと。この手順を踏んだ場合のみ、前提から導き出した推論は正しいと言っていいって公理があるはずですが、そういえば知ら...
運動理論

手打ちver3 両肩甲骨の外転の補足

下の記事の補足。 どうして左図のように胸が閉じるようしてにパンチをねじ込むこと大切なのかって話が分かりにくい気がしたので。 両肩甲骨の外転 この回転力を生む筋肉の協調とその背後の文脈には何んとなくの仮説があります。その辺の詳しい話は別の機会...
トレーニング

「役を演じる」イメージトレーニング

インナーゲームで紹介されていたトレーニング方法で僕の考え方と近いかなーと感じるものがあったので共有します。 振る舞いが自信を呼び、自信が技術を呼ぶ 強い選手は無意識にやっているはず。僕のパーソナルトレーニングや普段の選手の指導でも行っていま...
メンタル

客観 & 熟慮 vs. 主観 & 直感

「インナーゲーム」シリーズ続きます。ガルウェイは明言していないのですが、僕なりの解釈でインナーゲームの本質を抜き出すなら、それはタイトルの通りです。「客観 & 熟慮 vs. 主観 & 直感」。 客観 &熟慮 vs. 主観 & 直感 集団の意...