運動理論

運動理論

手打ちver3 両肩甲骨の外転の補足

下の記事の補足。 どうして左図のように胸が閉じるようしてにパンチをねじ込むこと大切なのかって話が分かりにくい気がしたので。 両肩甲骨の外転 この回転力を生む筋肉の協調とその背後の文脈には何んとなくの仮説があります。その辺の詳しい話は別の機会...
初心者向け

手打ちver3 腕の並進

下の記事の続き。 この回はこの回転のメリットを考えてみます。 腕の並進 腕の並進 ■に赤い矢印の方向へ速度を持たせたい場合、同じ力であるなら、同じ方向(θ = 0°)へ力を加える続けることで速度を最大化できます。 黄色矢印の方向へ力を加えた...
運動理論

手打ちver3のガードの腕【前鋸筋】

下の記事の続き。 下のインスタの動画を見てください。GGGのガードの腕が捻られ、両肩甲骨が外転しています。手打ちver3ではこの連動が自然に起こるのですが、今回はこの理由について考えていきます。 この投稿をInstagramで見る 陸長濱(...
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技術

手打ちver3 肩甲骨と上腕の連動

手打ちver3は感覚的と何となくは理解しているのですが、詳しく説明するのが難しい。と言うわけで思いつくままに少しづつ解説していきます。ちなみに手打ちver3は肩甲骨の外転を強調させる「骨格立ちver2」が前提となります。 この投稿をInst...
戦略

無形こそ最強なり!

終わりと思ったらまだありました。孫氏の兵法の続きやります。 型に執着するな 目的は勝利 其の戦い勝や複(くりかえ)さずして、形に無窮に応ず孫氏の兵法 翻訳「絶対勝利の形はなく、勝利はただ敵に対応した結果に過ぎない。」 決して無秩序に行動せよ...
運動理論

骨格へ力を通して身体能力を上げる

抽象的なタイトルで少し分かりにくいかもしれません。最近裏付けができるようになってきた僕の主観的な感覚の話。本質的な話だと思います。 力の通り道 「ゲンコツロック」にも繋がっていきます。 脛骨 脛骨に関してはパワーポジションで紹介しているので...
運動理論

脚の慣性モーメントからボクサーの体格を考察する

上の本から引用したグラフです。 競技力を向上させる僕の一つの方向性はハムケツを使うこと。 全身の筋肉で合成したATPの化学エネルギーと重力による位置エネルギーが身体の運動量に変換されます。 筋力は筋肉の太さとそれへ加わる張力によって変化し、...
技術

テニスのパワーポジションから「股関節に乗る」を学ぶ

パワーポジションは素早く力強く動くための姿勢で相撲、ラグビー、ボクシング、サッカー、テニスなど微妙に細部は異なるものの、ありとあらゆるスポーツで見られる姿勢です。 この画像がとても参考になります。ボクシングの構えとは違って見えますが、抽象化...
よもやま話

股関節に乗るをちょと解説

以下の動画がとても分かりやすい。朝青龍はトンプソンの力を上手く床へ逃がし、その反発でトンプソンを跳ね返しています。 「股関節に乗る」と僕が表現している感性です。合気道の達人が大男を投げ飛ばす原理。相手の力を骨格を介して床へ逃がし、その反発を...
運動理論

二軸打法と肩甲骨平面

以下の記事の続き。長濱説によればゼロポジションは一般的に受け入れられている肩関節の外転位130°ではなく。肩甲骨平面の上辺(じょうへん)になります。その位置で腕を振るとゼロポジションの説明と整合性がとれ、腕への負担が小さく、また腕の推進力を...
運動理論

前鋸筋を効かせたスイングのフォームとゼロポジション

前鋸筋スイング 肩甲骨と前鋸筋について調べていると投球動作とゼロポジションって話題にたどり着きました。ネットを見た感じだと広く受け入れられている様子。ただ、ちょっと疑問を感じたので共有します。 ゼロポジション 「ゼロポジション」。野球の技術...
運動理論

身体能力の動物化 前鋸筋スイッチ

最近は股関節おじさんならぬ、肩甲骨おじさんになっています。前鋸筋を利かせると腕の動きがダイレクトに床に伝達されて、全身の連動性が高まるんですよね。僕はマジのガチで、人体の仕組みとして前鋸筋スイッチみたいな論理があるはずと考え始めているんです...