感覚と発想を飛躍させた長濱理論だ
外野の声との接し方
ここでの外野の声は「スパーリングをしている当事者以外」と定義します。 外野の声に従う必要はありません。あくまでも「頭には入れておく」程度。 その最中やその先に起こることの結果と責任はボクサーに帰属します。仮に外野の声に従って損失を被ったとし...
ドワイト・ムハンマド・カウィのヘッドスリップ
ヘッドスリップ動作。 頭を前へ突っ込まず、横へズラす。 傾向としてかなり多いと感じるのは、「頭を前へ突っ込む」ような動作。 頭が突っ込む原因として僕が考えているのは、一つは「植え付けられたイメージ」もう一つは「大腰筋の弱さ」。 他にもあるで...
長濱式アッパーカット
パラエストラ天満にて。 左アッパーカット 1.脚を伸ばす 2.脇腹を潰す 3.体を閉じたまま腕のスイング 脚を伸ばす 1は下のようにならないように。 この場合は腕のスイングの力が膝で干渉されます。 緩いトランポリンでボールを投げるのを想像し...
大腰筋ディフェンス
下の動画で述べているように、 ボクシング≒パンチの応酬≒カウンターの応酬 と同義変形ができると仮定し、ボクシングの実体は大腰筋である、という仮説に基づいて指導をしています。※厳密には違いますが この仮説の妥当性の判断は上の動画を見た皆さんに...
ジョン・ムガビのビーストコンボ
ムガビのビーストコンボ。 細部を捨像した場合の原理はマイク・タイソンやジェラルド・マクラレンと同じになるのではないでしょうか。 もっと言うなら、メイウェザーやジョージ・ベントン、ジェームズ・トニーのディフェンスやカウンターとも同じ。 さらに...
股関節ロックから二軸、手打ちまで
下はメジャーリーガーの投球です。 肩甲骨平面上を腕が滑走しているのが分かります。 脇腹=大腰筋の収縮で両肩を結ぶ直線が傾いています。ボーっとしていると腕を上から下へ振りおりましているように見えます。 が、実際には腕は肩甲骨平面上を滑走し横向...
股関節ロックと競技力
GGGに限らず、下の動画で説明しているような脚の形は一流に見られます。それは構造的に床から強い反発を受けられるから。 パンチのスイングからヘッドムーブメントで起こる体重移動まで。汎ゆる動きは床で反発します。 柔らかいクッションの上でのそうす...
動きがぎこちないこと
ぎこちない動きはスポーツでは否定されがちですが、果たしてそれはそうしてよいものか? との僕は疑念を抱いています。 所謂「カッコいい動き」「キレイな動き」として共有され歓迎されている動きは、ヒト本来の動きではないのかもしれないとの疑念を抱いて...
試行錯誤への報酬≒ドーパミン
スモールステップ 上記の本に記載されていた、ドーパミンが分泌される条件を単純化すると 1.スモールステップ 2.試行錯誤(マンネリ化させない) 3.未来の利得の予測(計画) これらの条件を満たす行為を計画した時とその計画が成功した時に、ドー...
危機感≒ノルアドレナリン
闘争逃走本反応 危機感とはノルアドレナリン。 ノルアドレナリンの効果 1.脳の覚醒による注意集中判断能力の向上 2.ワーキングメモリの向上 3.筋肉の収縮速度の向上 4.鎮痛作用 5.脂肪燃焼効果の向上 要するに「やるか、やられるか」という...
大腰筋パンチ
強烈なパンチを打つ選手の動作から抽出できる共通点の一つの説明。 大腰筋パンチ 下の動画が大腰筋による脇腹の収縮が分かりやすいと思います。 脊椎の側屈によりスイングする腕の反対側の肩が下がります。 大腰筋がこれを引き起こしていると仮定し、それ...
ナックルを当てる練習
裸拳でバッグ打ちしてみました。 試した感覚として、体が突っ込んでしまうと肩の軸が上半身と一緒に動いてしまい、ナックルをきれいに当てて衝撃をサンドバッグへ伝えることが難しくなります。 ハムケツで上半身が制止できない場合は「痛ッ」という当たり方...