加法律から導かれる性質

暇つぶしに見て

実数の加法にはどんな性質があるのかを考えます。

加法律は演算の後で順序の性質が保たれることの要請。

0≤x⇒-x≤0

0≤x(仮定)
(-x)+0≤(-x)+x(加法律)
-x≤0(単位元と逆元)
0≤x⇒-x≤0(含意)

xが0以上ならば-xは0以下。

x≤y⇒0≤(-x)+y

x≤y(仮定)
(-x)+x≤(-x)+y(加法律)
0≤(-x)+y(逆元)
x≤y⇒0≤(-x)+y(含意)

y≤x(仮定)
y+(-x)≤x+(-x)(加法律)
y+(-x)≤0(逆元)
y≤x⇒y+(-x)≤0(含意)

どちらも感覚的には自明な気はしますが。一応定義からの導出ができる実数加法の性質です。

x≤y⇒-y≤-x

x≤y(仮定)
x+(-y)≤y+(-y)(加法律)
x+(-y)≤0(逆元)
(-x)+x+(-y)≤0+(-x)(加法律)
0+(-y)≤x(逆元)
-y≤-x(単位元)
x≤y⇒-y≤-x(含意)

任意の元x,yにマイナスをつけるとその大小関係が入れ替わる性質が証明されました。

これも感覚的には自明な性質ですが、年の為に。

お問い合わせはこちら

パーソナルトレーニングやグループトレーニング、セミナーや取材、YouTubeコラボなどのご依頼はこちらからよろしくお願いします。

トレーニングの依頼などはこちらから

長濱陸Tシャツ

お求めはこちらから

スポンサーリンク
Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

股関節おじさんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
股関節おじさんをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました