
システマチックなボクシングを考える
カネロのボクシングシステムが分かりやすいようにまとめました。 何度も解説しているので、詳解はしません。 1.左脇腹収縮攻撃ポジション 2.右脇腹収縮防御ポジション カネロは1と2を入れ替えながら相手に迫ります。1は、頭は相手に近いですが腰が...
システマチックに考える

エドウィン・バレロの踏み込み
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

エドウィン・バレロのシステム
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有
腸腰筋が強い⇒股関節が内旋内転で強くロック⇒脛骨で床を踏める⇒脚の弾性が高まる⇒静と動の切り替えが高速化⇒緩急は相手の本能を引きつける⇒相手は守りに追われる
論理的な自己増殖構造があると考えられます。
これはあなたがトレーニングを考える時の土台にはなると思います。

知性と幻覚
部分と全体の記事で、ヒトは幻覚を見ているという長濱説を主張しました。今回はそれに信憑性を持たせる試み。 まずは同一視って幻覚。 多種多様な対象を同一だと幻覚し、それらをひとまとめに「石」という概念を創造したり、他人と自分を同一だと錯覚して共...
「腰を回す」「踵を上げる」などの現象を起こす実体を捕捉し言語化すれば、それは操作可能になります。
ボクシングの具体性に囚われすぎると真実を見失います。

マトリックスはヒトの創り出す空想
考察

戦略の偶有性
パーソナルトレーニングの指導の一部を引用し、戦略や技術の偶有性について解説します。 偶有性 「実戦で手数が出せない」。 この場合の解決策はあなたならどうしますか? 実戦において「手数を出そう」は「心理的な緊張」を含意(偶有)します。また、往...

練習の偶有性
偶有性 上の記事でも説明していますが、「偶有性」は難しいか馴染みのない概念だと思います。 偶有性 アリストテレスの用語で、endekomenonの訳語。 存在することもしないこともありうるものの在り方をいう。 僕の解釈で偶有性は、ある行為や...
偶有性
物事には「偶有性」と「必然性」があります。
バレロのボクシングは、生来的な骨格などが”偶有”する現象だと考えられます。
偶有性は具体的には、「勉強の為に学校へ行く」行為が「友情を知る」「恋をする」などを包含することを指します。
「友情を知る」「恋をする」などは「学校へ行く」が起こす必然ではありません。あくまでも偶然に起こります。
同様にしてバレロの骨格と技術の関係を見る必要があります。骨格が偶有している技術的可能性は大きいものの、だからといって必然的にバレロになるわけではありません。
当然ながら他の要素がバレロでなければ、例えば性格が弱気だったなら、バレロのボクシングにはならなかったでしょう。その場合はメイウェザーだったかもしれない。
あなたがバレロを含めた誰かが好きなことと、それになろうとすることは切り分ける必要があります。

フローは自分を愛すること
フローは自分を愛することなのだと認識できるようになりました。娘への愛がきっかけだと思います。前置きが長くなりますが、まずは愛についての長濱説。 僕は娘と出会い、始めて真の愛を知りました。その愛の力によって僕は僕の中の常識という、誰かに植え付...
https://rik-nagahama.xyz/2025/01/23/%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%9e%e3%83%81%e3%83%83%e3%82%af%e3%81%aa%e3%83%9c%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%92%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%80%e3%81%9d%e3%81%ae%e4%ba%8c/

システマチックなボクシングを考える その三
釣り ヒトの生理的な反応速度から演繹的に考えるなら、ボクサーはパンチそのものを視認して避けていません。 パンチが来そうな雰囲気を避けています。 派手な技はそれ自体の華やかさに目を奪われてしまいますが、あなたがボクサーであるなら、着目すべきそ...

ロマチェンコシステム
カネロの次はロマのシステム化。 GGGやメイウェザー、パッキャオなど、ぱっと思いつ範囲のボクサーの規則性を少しづつ更新しようと思います。 以下のロマの規則は、意味や価値がパターンとして認知できる範囲に限定し、かつロマの大枠に属しない、無意味...

パッキャオの攻防一体システム
大腰筋ボクシング 左大腰筋の収縮ポジションで守備を担保しながら様子見。相手の隙をついて一気に右大腰筋の収縮ポジションへ移行し攻撃。 攻防を胸椎の側屈回旋で完結させるから、無駄な重心移動を抑制し転倒防止本能の反射的な力みを抑えられる、かつそれ...
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