体幹のブレを抑え込む股関節ロックトレーニング

トレーニング
股関節ロックトレーニング
長岡嶺インスタグラム

パンチの力が分散している(パンチの軌道が安定しない)→パンチで頭が突っ込みすぎる(体がブレる)→股関節ロックが弱い→内旋内転力が弱い

であると因果関係を推理し、股関節の内旋内転力が弱いと結論しました。

長岡はO脚がかなり強い。
解決策として考えられるのは、構えをそれでも内転筋が利くように調整するか、あるいは筋力を鍛えて矯正するか。

前者は、野球のバッティングのように制止して構える競技であれば可能でしょうが、ボクシングのように動き続ける競技においては難しくなります。

この場合は運動中でも股関節ロックが崩れないような筋力を獲得する必要があると考えられます。

野球ならそれができるが

というわけで上記のトレーニングをやらせました。
足元にクッションを置いたり、跳ねたりするのは、不安定な場面で内旋内転力を維持する感覚を掴むためと、伸張性の刺激を与えるためです。

パンチやディフェンスで体のブレが大きいとエネルギーが分散し、力学的に強く速く動けません。また、頭部の揺れに伴い目線もブレるので凝視が崩れます。

体のブレが小さいボクサーはコスタヤ・ズーやベテルビエフが想像しやすい。

指導の一部を紹介 問題を掘り下げて因果関係を明らかにする
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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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