パンチを引くの解釈

技術

「パンチを引く」についての解釈。

「パンチ」を「拳を衝突させること」だと仮定するなら、言葉通りの「パンチを引く」は矛盾します。恐らくはこの場面では別の意味を伝えようとしているはずです。

ここで言う「パンチを引く」は僕がブレーキ効果と定義する、偶力による加速を表現しているのだと予想します。

つまりは偶力により拳の加速力が増すことを感覚的に「引く」と表現しています。

これが妥当な予想なら、「パンチを引く」は「背中のSSCにより腕を引き戻す」ことです。

すなわち、この場合の「パンチを引く」動作は拳を強く押し込んだ後で、半自動的に起こります。

バカ正直に「引く」ことに意識を向けすぎると却って逆効果になると考えられます。

「キレ」ってなんだ? 答えてみろ!!!
「キレがある or ない」「キレをだせ」「パンチは力じゃない、キレ」。ボクシングに限らずスポーツをやったことがあればこの言葉は聞いたことがあるはず。僕はこう思っていました。「じゃあお前、キレを生む具体的な要素を上げてみろ。曖昧な表現でマウン...

言葉の通りに受け取るなら、「パンチを引く」行為は相手に拳を衝突させる「パンチ」という行為とは矛盾します。

僕の経験においては、言葉を自分なりにでも定義しておくと、矛盾から生じる損失を最小限に抑えられます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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