広背筋と大胸筋はこうなっています。
停止でねじられて付着しおり、腕を伸ばした時に内旋する構造。
肩甲骨の外転と内旋は構造的に連鎖するわけです。
投球動作の最終局面で腕が内旋されるのは、この構造に由来していると考えられます。
投球の最終局面における上腕の内旋は、恐らくは投擲物の長軸にジャイロ回転をかけて遠くへそれを飛ばす為です。現代は猛獣と戦うことはありませんが、もしそうなれば先祖のように離れた場所から物を投げて戦うはずです。
つまり、その生存戦略に合理化された体を自然から与えられているだろうということで、それは投擲動作をパンチに応用することが理に適うだろうという結論になります。
下のフックを確認してください。
肩甲骨をロックして物を投げる動作で殴っています。具体的には肘を直角付近で固めて上腕を内旋。
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肘の角度はテノデーシスアクションによるロック。筋力ではなく構造によって固める為だろうと予想します。
投球時にも同じように肘はロックされますが、これも構造的に腕を支えて筋肉を弛緩させ、運動量の交換を効率化する為だと考えられます。
握りが腕のスイングを決定するとも言えます。
配膳をする時の肘の角度や女性がバッグを肘にかける時の角度は、構造にもたせると楽だからです。
ショート動画にある腕相撲の動作についてですが、本当に強いアームレスラーは肩甲骨と手首、肘関節を構造的にロックしていると考えられ、肩関節をどれほど使っている、または使えるのかは不明なので、あくまでも腕相撲はイメージです。強いアームレスラーはゲンコツロックして体で押し込んでいると考えるほうが自然なので。
パンチは肩甲骨と手首、肘をロックして肩でねじ込む感じ。このイメージが大胸筋を収縮させて強い力を生み出すのだと感じています。
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