闘争本能の命題「今か、今ではないか」

戦略技術

実戦においては襲い掛かるタイミングだけ計っていればいいんです。
「今か、今ではないか」
これだけが闘争本能の命題で、これ以外には興味を持ちません。

闘争本能 = 自動システム

現時点での実戦における結論が出たような気がします。
それは「今か、今ではないか」。
これのみに没頭し、意識の焦点を当てます。
「ジャブ?」「遠い?」「カウンター?」…などパンチの種類、距離といった無駄な情報量から思考を切り離します。「今か」「今でないか」の連続的な集中。

そして、今だと感じたら行く。形にこだわらずフローに任せて狩る。
無意識の自動システムは常に合理的な判断を下すので安心してください。

闘争本能スイッチを入れるのが先

これは闘争本能スイッチの入れ方を熟知している方向けのやり方です。
闘争本能スイッチを知らないなら「凝視」や「役を演じる」の記事を参考にして闘争本能のスイッチがどこにあるのかを探してみてください。

戦いにおいては闘争本能スイッチは必要不可欠なものです。これの入れ方を知らない場合、リングへ上がるのは危険極まりない行為。

闘争本能スイッチを知っている人と知らない人では勝負になりません。後者はあっという間に打ちのめされて自信を失ってしまいます。プロでもほとんどは「理性」に囚われて闘争本能スイッチを入れられていません。

あくまでも「今か」「今ではないか」という考え方は闘争本能スイッチ(自動システム)の入れ方を知っている方向けの価値観です。そうでない方はまずはスイッチを探してください。

演じるというトレーニングで自然と内側に秘められた狂気を引き出すことができますので、安心してください。最初は変だとか恥ずかしいと感じるかもしれませんが、だんだんとそれがあなたの本質に変わっていきます。
闘争本能スイッチが入ると挑戦的になれるので、ボクシング以外の例えば仕事や人間関係でも効果を発揮してくれますよ。むしろ闘争本能スイッチが入っていないと活躍できないと感じるほどには強力な競争心が湧いてきます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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