どっからどう見てもやばいファイターです。
打って強いって選手は沢山いると思います。
でも打たれても強い、そんな選手は稀です。
最近だとゴロフキン、カネロ。
打たれても威厳がある
恐いですこの試合。
ハグラーにはハーンズの強烈なパンチが何度もクリーンヒットしています。
怯まない。恐れない。
ハグラーは威厳があるなんてもんじゃありませんね。
集中力が「痛み」「恐怖」「不安」といったありとあらゆる雑念を取り除いているのだと思います。
どんな集中力ならこのスピードのパンチをまともに受けて立っていられるのか、前進し続けられるのか。不思議です。
強烈なクリーンヒットを重ねているハーンズが不安の表情を浮かべています。
これだけのパンチを当てていて、ハーンズ程の経験があるなら普通は「打たれ強いね。でも、あとどれ程耐えていられるかな?」と余裕を持てるはずです。
そんな状況であるはずのハーンズが怯むほどの気迫。
きっと、ハーンズは打ちながら「疲れたら信じられないほどの逆襲を受けてしまう」「倒しきれないとやばい」と感じていたと思います。
だからこそ、このオーバーペース、余裕を失って必要以上に力み体力を維持できなかった。
打たれても強い。
ゴロフキンとハーンズの対決は想像を絶する死闘になると思います。
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