技術 大腰筋と攻防一体 この場面は胸椎の側屈が分かりやすい。恐らくは大腰筋の作用です。 マイク・タイソンの胴の分厚さ。腸腰筋がパンパンに詰まっていると想像できます。GGGもカネロもロイも胴がパンパン。 彼らの胸椎の側屈回旋パンチは 胴が太い→大腰筋が太い→胸椎側屈... 2024.10.09 技術運動理論選手分析
トレーニング 股関節ロックと競技力 GGGに限らず、下の動画で説明しているような脚の形は一流に見られます。それは構造的に床から強い反発を受けられるから。 パンチのスイングからヘッドムーブメントで起こる体重移動まで。汎ゆる動きは床で反発します。 柔らかいクッションの上でのそうす... 2024.09.21 トレーニング技術選手分析
技術 パンチの力学 パンチの講義。 ここで使用する概念。 運動量は、運動の第2法則において、その時間に対する変化の割合が力と等しい量として導入される。 つまり、運動量 p はニュートンの運動方程式、 を満たす。力 F はベクトル量であり、運動量もまたベクトル量... 2024.09.20 技術運動理論
よもやま話 長濱式ロングフックと社会を埋め尽くす弱者の非合理な認識 今週はパラエストラ天満長濱クラスで肩甲骨ロックによるパンチを練習しました。 筋力を向上させて肩甲骨ロック(意識しない)が自然に強くなると、肩関節の可動性は低下します。 強いゴムが伸張しにくいのと同じです。SSCが強力になる反面、一般的に共有... 2024.06.23 よもやま話技術運動理論
技術 パンチの初動を消す&肩甲骨ロックによる腕の推進の概要 パンチの初動を小さくするための長濱式の考え方を共有します。 パラエストラ天満長濱クラス参加者のジャブの初動をみてください。 ほとんど初動なく腕が加速しているのが分かると思います。 ではまず、所謂「初動」とは何か、について。 SSCによる腕の... 2024.06.17 技術運動理論
暇つぶしに見て 肩甲骨の前傾と上腕三頭筋 長濱式懸垂、ディップなどで筋力を強化して肩甲骨外転前傾で肩甲骨をロックできるようになると、腕が強くスイングされるのを感じると思います。 大胸筋が合理化されるんじゃない?って話は別の記事でしましたが、上腕三頭筋も関係している気がしているので上... 2024.01.25 暇つぶしに見て
技術 踏みこみと腸腰筋の話 一軸と二軸は踏みこみの角度が違うと以前お話しました。そうなる論理を思いついたので補足します。 踏みこみ話 腸腰筋の連鎖反応 腸腰筋による骨盤前傾とそれに伴う内転筋群の筋力の向上については下の記事をご覧ください。 要約すると。腸腰筋が強いと骨... 2024.01.11 技術運動理論
初心者向け 日本ボクシングの優位性はジャブ ジャブの価値観は世界に通用する 米大陸のジャブ コタ、トーレスのジャブのモーションは大きかった。旧共産圏、欧州は異なりますが、中南米、北米の選手の試合を見る度に思っていたことです。体感して確信に変わりました。日本のジムで教える、モーションの... 2023.12.16 初心者向け戦略技術
技術 胸を閉じるとパンチが強くなる理由 ユーチューブの質問の答えを考えてみていきます。下の動画のように胸を閉じて、つまり肩甲骨の外転を保って殴ると腕が強くスイングされます。 大きく肩甲骨を使った方がエネルギーが高そうってのは直観として間違ってはいないとは思います。 ただ、実際は肩... 2023.10.01 技術運動理論
運動理論 腕のスイングと前鋸筋とゲンコツ【パンチ力強化】 以下の記事の続き。 関西と東京で僕のボクシング教室を受けてもらった方は肩甲骨で腕を持ち上げる方法を思い出してください。 あの方法で構えることで腕のスイングが激変します。カネロ、GGG、モンスター、ベナビデス、ベテルビエフ...など上げればキ... 2022.10.20 運動理論
運動理論 腕の反動動作とテノデーシスアクション【パンチ力強化】 テノデーシスアクションと呼ばれる体の作用について。 配膳の時ってこの姿勢でお膳を持ちますよね。肘を90°にします。 この角度で肘の腱が固定される仕組みがあるからです。僕達人類は無意識に楽な姿勢を習得している、またはできるから、誰に配膳させて... 2022.09.27 運動理論
運動理論 「ハムケツ推進」の原理とサイレントピリオドによる重力と慣性力の利用 何度かに渡って人体には慣性力と重力を利用しようとする仕組みがあるとお話していますが、今回もその続きです。 サイレントピリオドと重力と慣性力 脱力が大切だって武道ではよく言われますよね。スポーツでも強い選手は力が抜けていてしなやかです。その理... 2021.12.02 運動理論