技術 股関節の開閉と踏み込み カネロシステムを考えます。 パワーポジション 股関節の内転内旋で前傾すると、そのエネルギーは左のハムケツへ貯蔵されます。 そのエネルギーを解放して左フック(SSC)。 カネロはX脚気味に脛骨を床へねじ込んでいるのが分かります。腸腰筋と内転筋... 2025.03.30 技術選手分析
技術 投擲とパンチと大胸筋 上の記事の続き。 長岡のパンチを修正する過程です。 「パンチは投擲である」が分かりやすいと思います。 折り重ねられたような大胸筋のねじれは、投擲物をリリースする直前の「握り」と「腕の形(肘の直角腱固定)」で、その筋力を最大化する為の構造であ... 2025.03.28 技術
技術 ワンツー⇒投擲動作 ワンツー 上のワイルダーのワンツーは、ピッチャーがバッターめがけて振りかぶって球を投げるのと同様の動作になっているのが分かると思います。 1.右脚に乗り込みエネルギーをハムケツへ貯蔵、2.そのエネルギーで股関節を開いて推進、3.バランスを補... 2025.03.20 技術
トレーニング 滑るようにワンツー ワンツーは難しいですよね。そうである場合は、この記事をあなたのワンツーを考える足場としてみてください。 下の「滑るように踏み込む」という記事で主張したのと同じ論理です。 ワンツーは「投擲」の延長線上で作られるべきと僕は結論しています。詳しく... 2025.01.14 トレーニング技術
技術 背屈ロックと練習の作り方 手首を背屈させゲンコツの形にするとテノデーシスアクションが起こり手首と肘、肩甲骨がロックされます。 すると慣性と姿勢反射により導かれる胸を開こうとする動きが抑制され、無駄な動作が減るのでクイックなパンチが打てます。また、この場合は大胸筋に力... 2024.12.30 技術
技術 レイ・レナードの左連打 レナードの様に打つことの利点は、映像からも分かるように、頭部が相手の射程から隠せること。 それは、下に載せたような、古典的な中南米系のボクサーが好むポジョンです。彼らはここからアッパーカットやボディーブローなどを打ち分けるのを得意とします。... 2024.11.25 技術選手分析
技術 レイ・レナードの投擲パンチ 「パンチは投擲である」が分かりやすいと思います。一番下に載せた記事でも説明しましたが、骨格の構造から推理するに、人体は長軸を持つ槍のような物を投げることに特化させられています。 ボールを投げたり、タオルを投げてしならせる練習などはパンチで自... 2024.11.24 技術運動理論
未分類 ナックルを当てる練習 僕の定義するナックルは人差指と中指のゲンコツ。 これでパンチの加速が効率化するのは、前腕の筋力発揮が、重心や前腕の張力などの、抽象的な腕の構造を変化させるからだと考えます。※手首のテノデーシスアクションや肘の腱固定。 小指で握るのと人差し指... 2024.10.26 未分類
技術 攻防一体の喧嘩殴り 喧嘩で使うパンチですよね。肩で相手の攻撃を遮りながらフルスイング。もっと言及するなら投擲パンチ。 もっと言うなら本能に根ざした動き。 セルフ1による駆動でありフローであり解脱、超人の心理。 本能は真理を見抜きます。 そうだからこそ、あなたの... 2024.10.09 技術運動理論選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その七 ロペスのガード腕はスイングと同時にひねられます。 GGGとロイのガッツポーズは肩甲骨が外転しています。タイソンとロイは直立時に手の甲が前を向きます。 すなわち上腕が内旋しています。 この現象を起こしているのは前鋸筋小胸筋だと考えられます。四... 2024.10.02 技術運動理論選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その五 股関節ロックが前提となります。 ロペスは股関節を内旋でロックして動きます。 この場合のワンツーの連鎖反応は 1.股関節が強くロックされる 2.股関節の内旋を保ったままに外転が起こる 3.構造的に脛骨で接地する 4.3硬い骨格で床を踏んだ反力... 2024.10.01 技術運動理論選手分析
運動理論 投球と肩甲骨ロックと股関節ロック 下はメジャーリーガーの投球です。 肩甲骨平面内を腕が滑走しているのが分かります。 大腰筋の収縮で両肩を結ぶ直線が傾いています。ボーっとしていると腕を上から下へ振りおりましているように見えます。 が、実際には腕は肩甲骨平面内を滑走しています。... 2024.09.27 運動理論