技術 メイウェザーの左フックカウンター 上のメイウェザーの左フックは「大腰筋によるパンチの距離と角度の創造」と抽象できます。 この視点であれば下の動画の場面も同じパンチだと認識できます。 ポイントは、「体を起こさずに左の脇腹を収縮させたままで殴る」こと。 大腰筋が弱い場合はパンチ... 2024.10.15 技術選手分析
技術 フックカウンター 上の動画にまとめたようなカウンターは左の脇腹の収縮が要求されます。 「左カウンターができる→脇腹の収縮が起こる」の対偶「脇腹の収縮が起こらない→左カウンターできない」が妥当だと仮定するなら、大腰筋の筋トレは、上記のカウンターの習得において、... 2024.10.14 技術運動理論選手分析
技術 長濱式のフック パラエストラ天満での指導の雰囲気です。 自然体となり、「こうしよう」が頭に顕在化しないように、細かいことは省略し、技術の大枠だけを伝えています。 握り ポイントは握りとパンチの軌道です。 人差し指と親指を中心に握ると意識せずともナックル(≒... 2024.10.14 技術選手分析
技術 天才トニーのショルダーロール 注目してほしいのは体重移動無しでぶっ倒していること。大胸筋や三頭筋の収縮を床で反発させて拳を推進させています。 体重移動と強いパンチの関係は因果関係ではありません。僕はそう考えます。 大きな体重移動→強いパンチ は体重移動でしか拳を加速させ... 2024.10.10 技術選手分析
技術 美しいアッパーカット 僕が大腰筋の重要性を感じ始めたのは、パラエストラ天満やパーソナルでアッパーカットが打てないボクサーが8割ほどであることを認識し始めてから。 すなわち大腰筋を収縮させられる人は、非常に少ないのだと推理するようになってから。 この認識は、日本の... 2024.10.09 技術運動理論選手分析
技術 攻防一体の喧嘩殴り 喧嘩で使うパンチですよね。肩で相手の攻撃を遮りながらフルスイング。もっと言及するなら投擲パンチ。 もっと言うなら本能に根ざした動き。 セルフ1による駆動でありフローであり解脱、超人の心理。 本能は真理を見抜きます。 そうだからこそ、あなたの... 2024.10.09 技術運動理論選手分析
技術 マイク・タイソンの攻防一体 「攻防一体」 免罪符化するボクシングの偶像。 攻防一体を餌にすればなんでも要求できる。 思うに、これはボクシング界に構築された目に見えない搾取の構造から演繹された主張です。 すなわち、それがボクシングの世界を整合的に説明するからではなく、単... 2024.10.08 技術運動理論選手分析
技術 ロナルド・ライトのジャブ 下半身 1.奥足に荷重 2.股関節内旋かつ外転で推進 3.脛骨で接地 4.床反力で戻る(ブレーキ効果) 上半身 1.胸椎右側屈右回旋でハムケツに力をためる 2.上腕内旋肩甲骨外転で腕を突き出す 抽象すると要点はこんな感じかと思います。 パン... 2024.10.07 技術選手分析
技術 ドワイト・ムハンマドの大腰筋ジャブ 「奥足に乗り込む」を抽象するとこう。直感的に分かると思いますが、この場合に床反力は最大化されます。 これは前傾姿勢。この姿勢で前へ体を押そうとすると、床を引っ掻くような動作になります。体を前へ押せない物理的生理的な必然として、ビヨンビヨン跳... 2024.10.07 技術選手分析
技術 ジョン・コンテのジャブ 大腰筋ジャブの利点は 1.大腰筋が上半身を股関節へ押し付ける ※床反力が増大 2.相手から頭が遠くなる 3.ジャブの射程が左半身分伸びる の三点が主に思い浮かびます。 3は、肩甲骨平面を相手に向けもするのでスイングの速度と衝撃も大きくします... 2024.10.07 技術選手分析
技術 マイキー・ガルシアの攻防一体左フック 上の動画を見てもらえれば分かりやすいと思います。ガルシアのようなカウンターには"脊椎の側屈"が要求されます。 なぜこれを強調しているのかと言えば、ほとんどのボクサーは股関節伸展で脊椎の側屈を代償しているからです。 すなわち、一見すると、ガル... 2024.10.04 技術選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その六 リカルド・ロペスのディフェンス。 大腰筋や股関節ロックでパンチを説明してきました。 次はディフェンス。 これを導く実体はパンチと同じものだと考えます。 まずは1番目のアッパーカット。 股関節が折り曲げられ、体が畳まれています。 この形の利点... 2024.10.02 技術選手分析