技術 隠れる≒ポジショニング ボクシングのポジショニング 「ポジショニング」やら「距離感」やらの技術は、ボクシングを無意味に複雑化していると思います。 たぶん、ポジショニングは「嫌がる」こと。 ロマチェンコ ロマチェンのロマステップの気持ちは「隠れたい」だと考えています... 2025.09.25 技術運動理論選手分析
技術 顎は上げてはいけない? 井上尚弥、メイウェザー、モハメド・アリなど、強い奴は何故顎が上がるのか。 顎は上がる 下の動画では、股関節が強いことが「顎が上がる」理由の一つであると説明しました。 この記事で説明するのは、もう一つの顎が上がる理由。 冒頭の動画の井上は、危... 2025.09.21 技術選手分析
技術 倒れるように踏み込む 母指球をねじ込む 踏み込みの解説。 上に乗せた踏み込みを抽象した図が下。 骨盤を落下させてその力に床を押させます。 必然的に母指球が床へねぎ込まれるような形になり、床反力が脛骨を押します。 この場合は構造的に膝の上下動が起こりにくくなるので... 2025.08.17 技術
トレーニング カウンターの考え方 カウンターが上手くなる為には、カウンターが"起こる"論理的な構造を考察し、それを処理可能な手続きにまで落とし込む必要があります。 カウンターの構造が分かれば、そこから逆算し「それを習得するにはのどのような練習をすべきか?」と自然かつ詳細に連... 2025.07.04 トレーニング戦略技術選手分析
技術 地面スレスレを滑るように踏み込む 踏み込みは滑るように メイウェザーとバレロが床スレスレを滑るように踏み込むのが分かると思います。 「滑るように」が達成すること 1.股関節優位 2.必要以上の膝関節の干渉の抑制 下の動画で説明しているうに、 骨盤前傾⇒脚が伸びる⇒膝関節非活... 2025.07.02 技術選手分析
戦略 カネロやメイウェザーの振り子歩き 彼らが同じような技術を共有している理由を考えた場合は、やはり 1.股関節が強い 2.防衛本能に素直に従っている(隠れる) が考えられます。 人体とボクシング、という制約下においては、振り子歩きはボクサーの取り得る最適解の一つなのでしょう。 ... 2025.06.28 戦略技術選手分析
運動理論 膝が曲がる理由その三 一流の膝が伸びる理由 一流の脚がバシッと伸びる理由を述べます。 腸腰筋が太い場合は骨盤が前傾します。骨盤の前傾は二関節筋筋であるハムストリングスを構造的に伸張します。 この場合、膝関節に付着するハムストリングスは脛骨と腓骨を持ち上げます。 ... 2025.06.21 運動理論
技術 チェックフックのやり方 上に載せたチェックフックに同じ規則性があります。これから帰納するなら腸腰筋がチェックフックの重要な説明変数であると推論できまます。 この論理は国も時代も異なる一流のボクシングに同じような規則が現れる理由を理解させます。 腸腰筋 つまり、「チ... 2025.06.19 技術
技術 クロフォードのチェックフック 破壊力があり、かつ動きながら打てる。 まさに攻防一体。チェックフックはクロフォードの強力な武器です。 今回の記事も結論はいつもと同じです。 「強い腸腰筋の表出がこのフックである」。 大腰筋が強い程、つまり、胸椎の側屈が強調される程、のけ反り... 2025.06.05 技術選手分析
技術 チェックフックの手順 チェックフックの手順 あえて"手順"としましたが、股関節ロックと胸椎側屈ができるなら咄嗟に起こるとは思います。 あくまでもイメージを掴む為に視覚化しました。 1.パンチを避ける(胸椎側屈) 2.奥の足に荷重 3.フック 4.後ろへ前の足を送... 2025.04.12 技術
技術 隠れながら攻撃 隠れながら殴る メイウェザーが隠れながら殴っているのが分かると思います。 これが起こるのは条件は大まかに 1.大腰筋が強い 2.反射に体を任せる 1ができない場合は胸椎の可動性をボクシングの技術へ組み込めませんから、生理的、物理的にメイウェ... 2025.04.03 技術選手分析
初心者向け 怖がる(≒嫌がる)ディフェンス 嫌がる≒ディフェンス ディフェンスは隠れる。あるいは怖がる。メイウェザーが分かりやすいと思います。 初めてパンチされた時の反応を洗練させたような動きです。首をすくめたり、顔を背けたり、体を丸めたり。表情もそう。超嫌そう。 そう感じませんか。... 2025.02.15 初心者向け技術運動理論選手分析