運動理論 二軸の加速原理 その1 人体を振り子にする意識 二軸の加速原理について簡単に説明します。誤解のないように先に言っておきたいのですが、パンチは基本的には二軸です。自然に投げられるなら二軸になるはずです。 が、二軸を弱めるような指導、固定観念がボクシングには存在しているだろうと僕は考えていて... 2022.04.26 運動理論
技術 ボクシングのパラダイムシフト「二軸」 長岡とのミット打ちで感じた違和感。推論によってたどり着いた「二軸打者と一軸打者の世界観の違い」という仮説。この世界観の違いがボクシングシステムを根本から覆すだろうという予感。長岡のお陰でよりボクシングが鮮明になり、僕のボクシングを見るフィル... 2022.03.17 技術運動理論
技術 二軸と一軸のスコープと踏み込みの違いと「横へ動く」信仰 二つの軸のスコープの違いに起因した踏み込みの違いを見ていき、横へ動く信仰の正体へ迫ります。 表層を捉えるな 股関節を支点とした骨盤の回転、一軸的な打者の射程 股関節二つと肩関節を支点とした二軸てきな 打者の射程 赤いものがスコープ。左が一軸... 2022.03.16 技術運動理論
技術 二軸打法の射程 二軸打者のスイッチ 二軸打法ではパンチの軸は二つです。右ストレートを例にすると、骨盤を回転させるのは軸脚となる左股関節、そして腕を回転させる肩関節です。 今回はその回転に起因した二軸打法のスコープについて。 二軸と一軸のレンジ 一軸打法でのスコープはこうです。... 2022.03.13 技術運動理論
技術 【競技力】二つの軸を支点にした二軸打法【爆上げ】 以下の記事で説明していたことですが、より深めます。何故これを深めるかというと、僕が股関節軸を解説した時に説明するまでもない思っていたことがどうやら当たり前ではないと分かったからです。 この投稿をInstagramで見る 陸長濱(@r.npu... 2022.03.09 技術運動理論
運動理論 【棘下筋】肩甲骨と上腕の連動【前鋸筋】 この記事の短い続きです。肩甲骨のスライドと腕の内旋が連動してるなあって話です。 肩甲骨スライド 棘下筋って筋肉なんですけど、腕を巻き込むように付着しています。なので肩を押し出したり、内旋させると棘下筋が伸張されます。 肩鎖関節との位置関係か... 2022.02.07 運動理論
技術 足を前へ向ける…? 骨格立ち 楽に立てること。骨格立ちの注意点を上げます。 その1 足を前へ向けない がに股な僕は複数の指導者から足を前へ向けるように指導されたことがあります。恐らく日本全体に普及している教義だろうと思います。剣道か何か?普遍的に受け入れられて... 2022.01.29 技術運動理論
技術 【広背筋】ロシアンフックでの肩甲骨の動き いわゆるロシアンフックってのはロシア式のフックのことで、海外のメディア等では聞かないので日本の格闘技メディアだけの呼称だと思います。サモアンフックとかブラジリアンキックの類ですね。 今回は簡単に肩甲骨の動きとロシアンフックの関係性について考... 2022.01.25 技術運動理論
運動理論 「ハムケツ推進」の原理とサイレントピリオドによる重力と慣性力の利用 何度かに渡って人体には慣性力と重力を利用しようとする仕組みがあるとお話していますが、今回もその続きです。 サイレントピリオドと重力と慣性力 脱力が大切だって武道ではよく言われますよね。スポーツでも強い選手は力が抜けていてしなやかです。その理... 2021.12.02 運動理論
運動理論 【姿勢反射】自動システムによる重力、慣性力の利用と末端の加速【サイレントピリオド】 インスタに載せましたが、この動画の詳細をまとめていきます。自動システムによる姿勢制御とサイレントピリオド。無心により起動される運動における合理的なシステムがあることを解説していきます。股関節への乗れること、身体外部のエネルギーの利用の重要性... 2021.12.01 運動理論
運動理論 【手打ち打法】慣性力による加速【引っ張り打法】 地球上には誰にでも平等に利用できる重力と慣性力が存在するとお話しましたが、その続きです。 上記のエネルギーを利用することは人間の運動における合理性であり、その証明としてそれらを利用するサイレントピリオドという筋弛緩の仕組みがあると解説してい... 2021.11.18 運動理論
運動理論 【手打ち打法】意識的な動作の害 重力と慣性力から【サイレントピリオド】 以前の記事の復習と補足をします。ウェイトトレとスポーツの違いから、人間の運動において重要なのは内部ではなく外部のエネルギーであると解説しました。 重力と慣性力を上手く利用する仕組みが人体には備わっています。それはサイレントピリオドと呼ばれま... 2021.11.17 運動理論