暇つぶしに見て 頭の体操七 逆元の逆元 -(-x)が逆元の逆元。 公理主義実数論の公理から。 ∀x,∃-x∈ℝ:x+(-x)=0 任意の元xを選ぶとその逆元が存在します。 x+(-x)=0(前提) (-x)+x=0(R2) 任意の元に-xを選んだ場合、その加法の逆元は... 2024.12.02 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 頭の体操六 有理数+無理数=無理数 見出しの証明。 任意の有理数をx、無理数をy、zを有理数、x+y=z、有理数+無理数=有理数、と仮定し、その矛盾を導き背理法により有理数+無理数=無理数を証明します。 x+y=z(前提) y=z-x(移項) 仮定より... 2024.11.29 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 頭の体操五 有理数は循環小数 見出しの証明。 有理数(ゆうりすう、英: rational number)とは、整数の比(英: ratio)として表すことができる実数のことである。分母・分子ともに整数の分数(分母≠0)として表すことができる実数との説明も... 2024.11.28 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 整数 参考書WIIS 実数や整数の濃度を比較して遊ぼうとすると、どうしてもその定義を知らなきゃならんことがあります。というわけでとりあえず現時点の理解をまとめます。 可算無限 「自然数の濃度と偶数の濃度は同じ」について。自然数とその真部分集合であ... 2024.11.25 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 群 濃度の件で、そう言えば代数的数なるものがあったなと。果たしてその濃度はどれほどか証明しよう、と思い立ったのですが、『そもそも「代数的数」を知らん』と気が付きました。 深掘りしたら「群」という概念と遭遇。 情報の大部分が捨像されたような定義だ... 2024.11.21 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 頭の体操四 可付番集合 可算集合とは N と濃度が等しい集合のことである。すなわち、集合 S が可算であるとは、自然数全体の集合 N との間に全単射が存在することをいう ウィキペディア 自然数との全単射性が認められる集合が可付番。 偶数は可付番 偶数2... 2024.11.18 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 頭の体操 その三 対偶 A={(x,y)∈ℝ²|y³+yx²≤x³+xy²} B={(x,y)∈ℝ²|y≤x} ⊂集合を論理の包含関係→⇒と解釈します。 y³+yx²≤x³+xy²(仮定) y(y²+x²)≤x(x²+y²)(分配法則) y(x²+y²)≤x... 2024.11.11 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 二次元の双対 集合の双対 上の我流で「双対関係」に文脈を与える試みの続き。 双対(そうつい、dual, duality)とは、互いに対になっている2つの対象の間の関係である。2つの対象がある意味で互いに「裏返し」の関係にあるというようなニュアンスがある(... 2024.10.31 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 双対と概念の創造 双対の文脈を読解してみる 再び双対と遭遇。こいつは強敵。 そもそも論として「双対」とはなんぞや、と。 字面は理解できます。が、「その心は?」が理解できません。 何故数学界はコイツを仲間に加えたのか、という疑問です。そこは厳密に存在意義を評価... 2024.10.28 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 頭の体操 その二 A,B,C(仮定) A→A∨(B∨C)(∨導入→導入) B→A∨(B∨C)(∨導入→導入) C→A∨(B∨C)(∨導入→導入) A∨B(仮定) A∨(B∨C)(∨除去) A∨B→A∨(B∨C)(→導入) (A∨B)∨C(仮定) A∨(B∨C... 2024.10.11 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 集合の濃度 参考書。 勝手に解釈すると A〜B は対応関係。一対一関係。 集合A,Bの濃度a,bの定義。 A〜B₁,B₁⊆B という規則(関係)が当てはめられる何らかの対象A,Bは、「濃度」で説明できる。 上で定義した関係は |A|≤|B| と別の記号... 2024.10.08 暇つぶしに見て
暇つぶしに見て 頭の体操 集合Aの部分集合とはすなわちべき集合とその濃度。 二つの要素を持つ集合のべき集合の要素数は A=aがある B=bがある と定義すると要素の組み合わせは四通り (A,¬B)(¬A,B)(¬A,¬B)(A,B) べき集合の任意の要素xについては... 2024.10.07 暇つぶしに見て