喧嘩殴りの合理性

技術
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ボクシングって一応スポーツのカテゴリですけど、かなり原始的な闘争ですよね。
なんとなく、本能的に選択してしまう動きって合理的だったりします。
以下の動画のパンチも素人の喧嘩なぐりっぽくて見栄えはスタイリッシュではないですが、ディフェンスしながら強い右の力をタメられるって点は無視できません。

この形は現代ボクシングでも頻繁に見られます。

喧嘩殴り

この形です。

僕はボクシング始めたてはこの形で殴っていました。

カシメロとカネロの踏み込み。
頭を遠ざけつつ、右の股関節に力をタメられる姿勢です。
防御と攻撃を両立できるなんて、なかなか合理的だと思いませんか。

究極に洗練させたのがカシメロじゃないかと思います。
カシメロがリゴを追う時の姿勢に注目してください。

メカニズムとしては右の股関節を活性化させられるので、上手く使いこなせればこれだけのリーチ差を覆す推進力を生み出せます。
頭を遠くしているからカウンターもされにくい。

喧嘩殴りが基本に忠実なハイガードを突き破りました。

運動の根幹となるのは強く速く動く技術だと僕は思っています。
ハイガードもきれいなボクシングもあくまでも戦術。戦略にはなりません。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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