また、数学の論理を突き詰めていくと虚数って不思議な数とか無限って想像を絶する概念が必要になったりもします。
ベクトル空間の性質
ベクトル空間のように数学の概念が現実をうまく記述できるのなら、マイナス時間とかマイナス長みたいな人間の感覚を超えたマイナスの量の存在も現実では許されているのかなあって。
「数学が現実世界を真に記述できるのなら、虚数とかマイナスの量が存在するってことだよなー」ってベクトル空間を勉強しながら思いついて調べてみたんですけど、あるっぽいです「負の質量」。
数学者の論理性ってヤバイですよね。負の質量なんて常識からは考えられないことを、論理を紐解いていく過程でそれらが発見される前に予言してしまっているんですから。
以下の動画で負の質量について超簡単に解説されています。
少しだけ詳しい記事。負の質量を観測?した実験の概要が分かる記事。
恐らく加速度が負になるのでF = maの等式を満たすためには論理的に質量が負でなければならないって意味じゃないかとは思います。どーんって負の物質が出現して負の質量の性質を発揮したのではなく、あくまでも観測したことの辻褄を合わせた結果、負の質量が現れたと結論するしかなかったのだと思います。
そもそも不安定らしいのですぐなくなるっぽい。
物質をめちゃくちゃに冷やすと量子のように振舞うボース=アインシュタイン凝縮も面白いー。
冷やすってことは運動量を小さくするってことで、運動量を記述するのは質量と速度(時間と距離)です。で、大きな質量でも温度を下げて運動量を低下させると量子のように振舞うみたいです。
てことは時間とか距離とか質量は本質的には同じ?
スピンとか全く理解していませんけど、質量は実在ではなくあくまでも情報量ってことなのかなーって気がします。
この現実世界を記述する絶対的な量はあるのだろうか。もしかして存在は相対的なものなのかなー、もしかして絶対的な存在はあり得ないのかなーって考えてしまいます。
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