技術

側頭部パンチ

ガードを固めるヨカの腕を迂回させて積極的に側頭部へフックを当てているのが分かります。 これほど頻繁なのは、マーティンが意図的にそれを狙っているからと考えます。 三半規管は耳の奥にあります。 恐らくは体にかかる加速度を感知し、バランスの変化に...
よもやま話

腰抜けになるな

腰抜けになるな 心理学・精神医学用語のコンプレックス(独:Komplex)とは、衝動・欲求・観念・記憶等の様々な心理的構成要素が無意識に複雑に絡み合って形成された観念の複合体をいう。普段は意識下に抑圧されているものの、現実の行動に影響力をも...
技術

ボディーブロー

パラエストラ天満にて。 継続して参加してくれる方は、簡単な説明だけですぐに理解し、実践できるようになっていることを感じます。認識(≒世界観)が共有され始めています。 ボディーフック(アッパーカット)の要点 1.脇腹を潰して頭を横へずらす(肋...
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暇つぶしに見て

頭の体操 その三

対偶 A={(x,y)∈ℝ²|y³+yx²≤x³+xy²} B={(x,y)∈ℝ²|y≤x} ⊂集合を論理の包含関係→⇒と解釈します。 y³+yx²≤x³+xy²(仮定) y(y²+x²)≤x(x²+y²)(分配法則) y(x²+y²)≤x...
トレーニング

ドワイト・ムハンマド・カウィのヘッドスリップ

ヘッドスリップ動作。 頭を前へ突っ込まず、横へズラす。 傾向としてかなり多いと感じるのは、「頭を前へ突っ込む」ような動作。 頭が突っ込む原因として僕が考えているのは、一つは「植え付けられたイメージ」もう一つは「大腰筋の弱さ」。 他にもあるで...
トレーニング

長濱式アッパーカット

パラエストラ天満にて。 左アッパーカット 1.脚を伸ばす 2.脇腹を潰す 3.体を閉じたまま腕のスイング 脚を伸ばす 1は下のようにならないように。 この場合は腕のスイングの力が膝で干渉されます。 緩いトランポリンでボールを投げるのを想像し...
よもやま話

ボクシングを疑うのがボクサー

「誰もが、わけも分からないままにベルトコンベアに乗せられ、わけも分からないままに今の世界を作っている。」 ボクサーの態度 僕はこのぼすBの態度こそが、見た目や人種や年齢を圧倒する、女性(≒人)の真の美しさだと信じます。 動画の内容は「科学者...
技術

プルカウンター

モハメド・アリのプルカウンター。 プル≒プルの文脈 「プル(引く)」と形容されているので、頭を引いて打つパンチと誤解してしまいますが、厳密にはほとんど頭は後ろへは引かれておらず、むしろ頭は横へズラされています。 ただ、確かに引いている(プル...
技術

反射的(隠れる)ディフェンス

反射ディフェンス 反射ディフェンスは、指導時には「爆発から身を守る」「うんこを嫌がる」とも表現したりします。 体に備わった能力を引き出すだけなので、誰にでも直ぐにできます。 僕の経験的統計によれば、中学生未満の子供は数秒で理解し実践します。...
技術

ボディーブローとコンビネーション

1.右のパンチで左の脇腹が収縮 2.1により左のハムケツへエネルギーが移動&左フックアッパーの角度が作られる 以上が、自然なボディーブロー(≒コンビネーション)を導出する論理だと推理しています。 これが妥当であると仮定するなら、大腰筋の筋力...
よもやま話

バカの法則その七

気がつけば七に。 今回は指導レベルで物事が複雑化していく原理についての長濱説。 「殴る」ことがどうしてこうも複雑になるのか、そして、「殴られない」ことがどうしてこうも複雑になるのか。 なんなら、構えるだけがどうしてこんなにも複雑化するのか、...
戦略

前重心と左フック

上の動画の補足を一応しておきます。 「前重心でパンチが強い選手もいるぞ」と、反論があるかも知れません。 例えば今の姿になる前のドネア。 彼の特徴的なパンチには左のカウンターが挙げられます。 ドネアのような、左の股関節に乗り込んだ前重心は左の...