暇つぶしに見て

頭の体操九

実数乗法の0 二行目と四行目は実数から0(加法単位元)を引いた差集合として演算が定義されています。何故だろうかと。 二行目は、かけると元の数になる乗法単位元の存在の要請です。 0×∀x∈ℝ=0 0は何倍しても0であってほしい。 この要請は0...
未分類

ナジーム・ハメドの後ろ歩きディフェンス

ハメドの仰け反りの要点は二つ。 1.肩甲骨ロック 2.股関節ロック まずは下のアリのように肩甲骨外転ロックが利いていること。なぜなら、そうでない場合は重心が股関節を乗らず、バランスが崩れてしまうから。 2ができていない場合でも動作だけならで...
技術

マイク・タイソンのアッパーカット

ディフェンス 大腰筋の収縮による脊椎側屈回旋ポジションに解釈を与えます。 ディフェンス。 頭を相手のハンチから遠ざける。 上に表示した赤い部分で打撃した場合、体幹と腕の運動量の効率的な交換(ムチの加速)と肩甲骨平面内での加速が起こるので腕の...
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戦略

ナジーム・ハメドのアッパーカット

ハメドはボクシングの教材としてとても価値があります。彼の観察から得られるパンチやディフェンス、戦略性への理解は、きっとあなたのボクシングを強化してくれます。 安全安定と言う名の檻 規格化された超安全な檻の中に閉じ込められた動物達はいつも不安...
暇つぶしに見て

頭の体操八

一意性(いちいせい、英語: uniqueness)とは数学分野において、注目している数学的対象が「存在するならばただ一つだけである」或いは「ただ一つだけ存在している(つまり「存在して、かつ、存在するならばただ一つだけである」の意)」という性...
技術

フェルナンド・モンティエルの後ろ歩き

石田会長からモンティエルを勉強すると良いと言われたので、その感想を共有します。 まずはフットワーク。 ボクサーて、ピヨンピョンしているようで、実はピョンピョンしてないよねって話はこのブログでは再三取り上げてきました。 例えば子供にフットワー...
よもやま話

ジョージ・フォアマンの生い立ち

大人の役割 貧乏で無学。字を読むことすらもままならず、場所をわきまえず喧嘩。手のつけられない乱暴者。 それが後の伝説のチャンピオン。そして現在の牧師。 信じがたい振れ幅。これは、フォアマンのエネルギーをコントロールできる寛容な大人が彼の周り...
技術

レイ・レナードの攻防一体その二

レナードの動作から攻防一体を考えます。 股関節ロック 上に載せた動画は、レナードの脚が内旋内転し、真っ直ぐに床に接地しているのが分かると思います。頑丈な頸骨で体を反発させています。 ただし、内転筋が強い故に必然としてそうなっているのであり、...
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頭の体操七

逆元の逆元 -(-x)は逆元の逆元という意味。裏の裏は表、の証明。 公理主義実数論の公理から。 ∀x,∃-x∈ℝ:x+(-x)=0 任意の元xを選ぶとその逆元は必ず存在します。 (-x)+(-(-x))=0(R3) -(-x)+(-x)=0...
よもやま話

あるがまま感じるがまま

パラエストラ天満長濱クラスでは自由な発想で、既存の格闘技界で共有されているか、あるいは長濱クラスでそうされている世界観や価値観を壊し、僕に新たな世界を見せてくれる人を歓迎します。 自由な発想≒試行錯誤の許容 AならばBが結果として返ってくる...
メンタル

リディック・ボウの右のフルスイング

とんでもない倒し方するなと。特に右。ジェラルド・マクラレンのように躊躇なく振り抜いています。 右を思い切り振り抜くのは、相打ちや打ち終わりをカウンターされそうで恐いですよね。僕は恐い。 ホリフィールドとの打ち合いをみれば分かりますが、そもそ...
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頭の体操六

有理数+無理数=無理数 見出しの証明。 任意の有理数をx、無理数をy、zを有理数、x+y=z、有理数+無理数=有理数、と仮定し、その矛盾を導き背理法により有理数+無理数=無理数を証明します。 x+y=z(前提) y=z-x(移項) 仮定より...