ロペスの股関節ロックパンチ
本編。
股関節ロックが前提となります。
ロペスは股関節を内旋でロックして動きます。
この場合のワンツーの連鎖反応は
1.股関節が強くロックされる
2.股関節の内旋を保ったままに外転が起こる
3.構造的に脛骨で接地する
4.3硬い骨格で床を踏んだ反力による強いブレーキ効果
5.2による内転筋腱のSSCが右脚を左脚へ引き寄せる
6.5による左脚への体重移動の反力がさらにブレーキを強める
7.6の力がハムケツを伸張しSSC
8.7によりさらなる体幹の急ブレーキ
9.運動量を受け取った腕が急加速
投擲パンチです。
特にワンツーではこれが顕著に表れていると思います。
前傾→左アッパーカット
も同様。
股関節をロックできるから、前傾の力をハムケツへ貯蔵できる。
内旋の力が弱い場合は必然的に下図のように又が開き、膝が曲がります。すなわち骨で床を踏めない上に、ハムケツに力を貯蔵できない、ということが起こります。
また、ロペスは相手のパンチングレンジを避けて体を畳みながら横へ頭を置きますが、膝を曲げた場合はそれも起こりません。頭が相手のパンチングレンジに突っ込む為に殴られる確率を高めます。
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