指導論

よもやま話

ボクシングをやる理由の一つ

会場では色んなボクシングファンに声をかけてもらいますが、やっぱり子供達からの声援が何よりも嬉しいです。これから未来を作っていこうとする彼らの助けになれたと思えるだけで力が湧いてきます。 戦う魂を次世代へ伝えることは、男として、ボクサーとして...
よもやま話

単純なことをみんなで複雑にしてる

あれもしたほうが良い、これもしたほうが良い、あれは効果がある、これは効果がある。このサプリは良い。この器具が良い。ろくに考えもせず人生と可能性を浪費。拝金主義者に踊らされて現実が見なくなっている。 単純な世界をみんなで複雑にしてる。 ボクシ...
トレーニング

成長の条件「予測可能性」「偶有性」

この本の中にどんな練習が脳の力を活性化させ、競技力を伸ばすのかってヒントがありましたので共有します。 僕が経験上効果があると認識していた方法の説明にもなっていて安心しました。 不確実性と予測可能性 予想可能性 脳を活性化させる方法で大切なこ...
プライベート

浦添高校で長濱拳法伝授

僕の高校の恩師である瀬良垣先生が引退後にコーチを務める浦添高校ボクシング部で長濱拳法を指導させていただきました。 ボクシングが心理戦という枠組みのゲームであるること、「『殴る』と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」...
よもやま話

精神的自立の為のアイデンティティと大衆化社会の末路

自立した大人とは自我同一性を獲得した人のこと。"自ら"の経験に由来した、何を大切すべきかという善悪の基準を持ち、"自ら"の価値観を実践する人のこと。 アイデンティティ = 魂 SNS大衆社会 僕がこのようなことを考えるようになったのはSNS...
トレーニング

フローな技術習得

フローな生とフローな死は人生をより楽しく生きることを肯定する哲学という側面が強く、ボクシングに落とし込むのか難しいかと思います。 しかし、僕がフローな生と死について閃いたのはボクシングの練習中です。楽しく技術を習得したいという欲求が根底には...
トレーニング

礼儀と服従

格闘技や武道、スポーツは礼儀を身につけられます。ただし、それは常に自然発生的な学習で身につく"心"であり、机上で手に入る"知識"とは全くの別物です。 子供にお作法なんて教えたところで上手くなるのは人を欺くこと、服従することだけ。そんなお勉強...
よもやま話

教育の目的は子供の自我同一性(アイデンティティ)の獲得を助けること

娘と会う時間は普段会えない分だけ濃厚で、なかなか会えないからこそ親として僕が娘にしてあげられることは何かと考えます。 考えた末導いた僕が親としてできる最初の仕事は、遊びを通じて僕の価値観(生き方)を彼女へ伝えること。次にこの世界には宗教など...
トレーニング

「インナーゲーム」から運動の学習についての引用

試合に備えて僕のポテンシャルを全て引き出す方法をもっと深めて考えてみようと思います。参考にするのはメンタル系の本で僕が最も影響を受けた「インナーゲーム」。何度かに渡って読んだ内容を整理してみなさんと共有していこうと思います。この本から得た世...
トレーニング

無駄を減らそうとする強迫観念が無駄を増やす

無駄を徹底的に省いて効率だけを追求し「効率」に執着し続けると、目に見えない機会損失が膨らでいく。 感情は最短路を知っている 目に見えない機会損失 完璧を目指すことが孕んでいる危険性についてはこのブログで何度も取り上げてきた、最近だと頻出する...
よもやま話

子供が困っていたら助けるのが大人でしょ

ロシア-ウクライナ、自分の娘、平仲ジムでの指導のことを含めて最近思うことがあります。 子供の為に犠牲になるのが大人でしょ 戦争 爆撃か何かで子供を抱きかかえたまま一緒に死んだお母さんの遺体の画像を海外のニュースで見た(それが本物かは分からな...