ジャブ

戦略

前重心と左フック

上の動画の補足を一応しておきます。 「前重心でパンチが強い選手もいるぞ」と、反論があるかも知れません。 例えば今の姿になる前のドネア。 彼の特徴的なパンチには左のカウンターが挙げられます。 ドネアのような、左の股関節に乗り込んだ前重心は左の...
技術

ロナルド・ライトのジャブ

下半身 1.奥足に荷重 2.股関節内旋かつ外転で推進 3.脛骨で接地 4.床反力で戻る(ブレーキ効果) 上半身 1.胸椎右側屈右回旋でハムケツに力をためる 2.上腕内旋肩甲骨外転で腕を突き出す 抽象すると要点はこんな感じかと思います。 パン...
技術

ドワイト・ムハンマドの大腰筋ジャブ

「奥足に乗り込む」を抽象するとこう。直感的に分かると思いますが、この場合に床反力は最大化されます。 これは前傾姿勢。この姿勢で前へ体を押そうとすると、床を引っ掻くような動作になります。体を前へ押せない物理的生理的な必然として、ビヨンビヨン跳...
技術

ジョン・コンテのジャブ

大腰筋ジャブの利点は 1.大腰筋が上半身を股関節へ押し付ける ※床反力が増大 2.相手から頭が遠くなる 3.ジャブの射程が左半身分伸びる の三点が主に思い浮かびます。 3は、肩甲骨平面を相手に向けもするのでスイングの速度と衝撃も大きくします...
未分類

フォアマンのジャブ

体全体で腕を投げるのではなく、肘先を投げたことで腕全体が追いかけさせる。 フォアマンのジャブを見てください。ほとんどモーションがないのに強烈。ジャブが顕著です。肘先で腕を投げ、その腕を全身に追いかけさせるような動き。 ベテルビエフと似ていま...
初心者向け

日本ボクシングの優位性はジャブ

ジャブの価値観は世界に通用する 米大陸のジャブ コタ、トーレスのジャブのモーションは大きかった。旧共産圏、欧州は異なりますが、中南米、北米の選手の試合を見る度に思っていたことです。体感して確信に変わりました。日本のジムで教える、モーションの...
技術

パワージャブ推進メカニズム

インスタにメカニズムについては乗せてありますのでご確認ください。強いジャブを打つ選手で言えばチャーロ兄、GGG、モンスター、マイキー・ガルシア、バージル・オルティスが挙げられますが、パワージャブを打つためのポジション(姿勢)を常にキープして...
トレーニング

制限ありとなしのトレーニング

平仲ジムではアマチュアの高校生を指導しています。はっきりとみんなポテンシャル高いです。それもあっていい加減なことはできないと言う意識が強く、彼らの才能の生かし方で悩みます。 制約ありとなし 僕は自分なりの運動の原則を見つけ出して自分なりのト...
トレーニング

長いジャブを打つ

踏み込む必要のない中間距離でサンドバッグ打つのって楽ですが、快適な距離でばかり練習しているとそれが癖になって実戦で苦労します。 平仲ジムの選手達のサンドバッグを打つ距離は短いと感じました。目的意識を持ってやっているのであれば問題はありません...