アルツール・ベテルビエフ

トレーニング

体幹のブレを抑え込む股関節ロックトレーニング

パンチの力が分散している(パンチの軌道が安定しない)→パンチで頭が突っ込みすぎる(体がブレる)→股関節ロックが弱い→内旋内転力が弱い であると因果関係を推理し、股関節の内旋内転力が弱いと結論しました。 長岡はO脚がかなり強い。 解決策として...
技術

ワンインチパンチ

前提の確認から。 肩甲骨外転前傾ロック 肩甲骨は外側を向いています。 また肩甲骨はソケット(窪み)構造になっています。 それは、上腕骨の骨頭をハメて安定させ、硬い構造で押して加速(力の伝達)させるの為だと考えられます。 大胸筋 上腕の付着で...
技術

ビボルの歩き打ち

歩き打ち ビボル勝ちましたね。四団体統一王者です。 GGGと同様にアジアの血が流れるビボルの勝利には感慨深いものがあります。 また、"ロシア人2人がアラブでメインイベント"。PFPにウクライナ人ウシク、日本人井上尚弥。 これだけでも何時間で...
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技術

コンスタンチン・チューのボディーフックと前傾姿勢の文脈

チューの高純度の手打ちはかっこいいですよね。風車のような回転力に加えてカミソリの切れ味。一番好きかもしれない。 ボディーフックに限りませんが、所謂「ボディーブロー」のように、頭を相手の方へ突っ込ませると、相手と体が密着してしまい、パンチを加...
選手分析

肩甲骨のロックパンチャーの特徴

距離をとられるとバランスを崩しやすい ドヘニーの特徴を強調したのがベテルビエフ、という印象です。 肩甲骨のロックが強い場合は、パンチの飛距離が出しにくいのでつんのめる傾向があります。ベテルビエフとドヘニーはその特徴を生かして歩き打ちします。...
技術

カウンターの立ち上げと前鋸筋

肩甲骨ロック 前鋸筋小胸筋による肩甲骨がロック起こると、ベテルビエフやテオフィモ・ロペスなどの速さを理解できるようになります。 リンクのツイッターで述べているように、前鋸筋小胸筋による肩甲骨の外転前傾ロックが利かないと、腕を一々の動作で再起...
選手分析

恐ロシア人ベテルビエフの脱力感

ベテルビエフが連続KOを20へ更新。38歳ですよ。 今回は元王者スミス。KOはされたことがプロ・アマ通して初めてとか。 ゴロフキン研究の次はベテルビエフ研究てもしますかね。 8割り程度かそれ以下で殴ってるようにますよね。肩甲骨をロックできる...
技術

投擲パンチの加速原理の長濱説

ベテルビエフやマティアスの打法が投擲動作だって記事の補足。 投擲動作のような打法が強いことの長濱説です。大胸筋の筋力を高める肩甲骨が外転した強い骨格が前提となります。 アプリの手書きなので伝わるか微妙な所ですが。足りない部分は想像で補っても...
技術

シン・テウチの微調整

この投稿をInstagramで見る 陸長濱(@r.npugilist)がシェアした投稿 大規模な改善ではなく小規模な修繕を行いました。コンビネーションが打ちやすいこと、相手との距離が保てること、の二つが最も変化した部分です。 上の二つを実現...
技術

ハイガードの話

ベテルビエフ、マティアス、ベナビデス。 ハイガードの選手のパンチが強いのは恐らく、固いハイガードを作る身体能力と骨格立ち(反力を伝える)なのどの技術が、直接パンチに生かされるからです。彼らは棒立ちが上手い。 もう一つ棒立ちになる理由が分かり...
よもやま話

ハイガード時代

ハイガードとフィジカル 僕が注目しているフィジカルモンスターのマティアス、ベテルビエフ、ベナビデス、ズーのここ最近のパフォーマンスは本当にすごい。 戦いがとてもシンプル。ガードで受け止めて近づいて殴り倒す。多少の濃淡の差はあるものの共通して...
技術

前鋸筋と広背筋と手打ち

新たな手打ちの話をします。ver.3からはうすうす感じていましたが、本格的な手打ちには本格的な骨盤前傾、胸椎後弯、肩甲骨外転を引き起こす筋力が必要です。 はっきりと断言しますが、誰でもできるわけではなありません。 シン・テウチ ニューノーマ...