カウンター

よもやま話

対象を見る視点を変える

コペルニクス的転回 高速手打ち(攻撃)ができるから、即座に次の手へ移行できる。すなわちカウンターやディフェンスができる。 ディフェンスやカウンターが苦手だと感じるなら、その技術自体にできない原因を求めるのではなく、少し視野を高く、あるいは遠...
トレーニング

カウンター左フック

右大腰筋を収縮させる左フックを30分ほど練習しスパーリング。動画には一つしか載せていませんが、何度も当てていました。 1.頭を引く 2.腕を体に引きつけたままで脇腹を潰す 3.手首で投げる 長岡は基礎体力を高める(肩甲骨ロック股関節ロック)...
技術

頭で頭を動かす

頭で頭を動かす 大腰筋の収縮による動きを脳に認知させる為にあえて体幹での操作をやってみるのはありだと思います。 しかし基本的にディフェンスは、手で手を動かす手打ちのように頭で頭を振ります。体で頭を動かそうとすると動きが不自然になります。 そ...
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技術

フェルナンド・モンティエルの後ろ歩き

石田会長からモンティエルを勉強すると良いと言われたので、その感想を共有します。 まずはフットワーク。 ボクサーて、ピヨンピョンしているようで、実はピョンピョンしてないよねって話はこのブログでは再三取り上げてきました。 例えば子供にフットワー...
未分類

レイ・レナードの攻防一体

上の動画は重要な要素が詰まっています。 まずは攻防一体やパンチの角度の創造。 大腰筋パンチ 脇腹の収縮で頭をずらし、比較的に安全な位置からパンチを打っています。 また、相手の反撃に対しても脊椎の側屈回旋(脇腹の収縮)で対応しています。これで...
技術

ショルダーロールカウンター

アッパーカットの要点 アッパーカットの練習。 相手のパンチをショルダーロールしてアッパーカット。 1.脇腹を潰したまま(大腰筋収縮位)でパンチ 2.股関節ロック 要点はこんな感じ。 注意点は1。体を起こす(≒大腰筋収縮を解く)とアッパーカッ...
トレーニング

ジョン・ムガビのビーストコンボ

ムガビのビーストコンボ。 細部を捨像した場合の原理はマイク・タイソンやジェラルド・マクラレンと同じになるのではないでしょうか。 もっと言うなら、メイウェザーやジョージ・ベントン、ジェームズ・トニーのディフェンスやカウンターとも同じ。 さらに...
技術

大腰筋カウンターと自己強化の起点と個性

大腰筋の収縮によるヘッドスリップ。 因果関係としては、 頭の運動→胸椎の側屈回旋 と予想します。 胸椎の側屈回旋→頭の運動 ではないということ。 頭の運動に連動して起こっている、と考えたほうが一般的な運動の感覚と整合するからです。 世界レベ...
技術

メイウェザーの左フックカウンター

上のメイウェザーの左フックは「大腰筋によるパンチの距離と角度の創造」と抽象できます。 この視点であれば下の動画の場面も同じパンチだと認識できます。 ポイントは、「体を起こさずに左の脇腹を収縮させたままで殴る」こと。 大腰筋が弱い場合はパンチ...
技術

フックカウンター

上の動画にまとめたようなカウンターは左の脇腹の収縮が要求されます。 「左カウンターができる→脇腹の収縮が起こる」の対偶「脇腹の収縮が起こらない→左カウンターできない」が妥当だと仮定するなら、大腰筋の筋トレは、上記のカウンターの習得において、...
技術

マイキー・ガルシアの攻防一体左フック

上の動画を見てもらえれば分かりやすいと思います。ガルシアのようなカウンターには"脊椎の側屈"が要求されます。 なぜこれを強調しているのかと言えば、ほとんどのボクサーは股関節伸展で脊椎の側屈を代償しているからです。 すなわち、一見すると、ガル...
技術

リカルド・ロペス分析その六

リカルド・ロペスのディフェンス。 大腰筋や股関節ロックでパンチを説明してきました。 次はディフェンス。 これを導く実体はパンチと同じものだと考えます。 まずは1番目のアッパーカット。 股関節が折り曲げられ、体が畳まれています。 この形の利点...