よもやま話 規則性へ強い関心を向ける人種 数学の問題を解いたり、パズルを組み立てたり、詰将棋をすることは好きですか?または規則的な動きや形にばかり目が行くとか。話の雰囲気よりも論理的な接続関係に興味が向かうとか。 だとすれば、あなたはパターンシーカーかもしれません。上の書籍では、人... 2024.10.04 よもやま話
技術 マイキー・ガルシアの攻防一体左フック 上の動画を見てもらえれば分かりやすいと思います。ガルシアのようなカウンターには"脊椎の側屈"が要求されます。 なぜこれを強調しているのかと言えば、ほとんどのボクサーは股関節伸展で脊椎の側屈を代償しているからです。 すなわち、一見すると、ガル... 2024.10.04 技術選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その七 ロペスのガード腕はスイングと同時にひねられます。 GGGとロイのガッツポーズは肩甲骨が外転しています。タイソンとロイは直立時に手の甲が前を向きます。 すなわち上腕が内旋しています。 この現象を起こしているのは前鋸筋小胸筋だと考えられます。四... 2024.10.02 技術運動理論選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その六 リカルド・ロペスのディフェンス。 大腰筋や股関節ロックでパンチを説明してきました。 次はディフェンス。 これを導く実体はパンチと同じものだと考えます。 まずは1番目のアッパーカット。 股関節が折り曲げられ、体が畳まれています。 この形の利点... 2024.10.02 技術選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その五 股関節ロックが前提となります。 ロペスは股関節を内旋でロックして動きます。 この場合のワンツーの連鎖反応は 1.股関節が強くロックされる 2.股関節の内旋を保ったままに外転が起こる 3.構造的に脛骨で接地する 4.3硬い骨格で床を踏んだ反力... 2024.10.01 技術運動理論選手分析
未分類 リカルド・ロペス分析その四 ロペスは股関節が内旋でロックされています。 下図は股関節の内旋と外旋が強調された骨格を表現しています。前者は足が真っ直ぐ床へ伸び、後者は所謂「ガニ股」で赤ちゃんや老人に多い姿勢です。 ロペスは前者の骨格なので、アッパーカットやボディーを狙う... 2024.10.01 未分類
運動理論 リカルド・ロペス分析その三 ロペスのパンチは僕の定義する、「肩関節と股関節で腕をスイングする二軸」になっています。 二軸を推奨する理由は 1.運動量の効率的な伝達 2.肩甲骨平面内での加速 3.大腰筋の収縮 4.ディフェンス ざっとこの4点が一度に実現できるからです。... 2024.10.01 運動理論選手分析
未分類 リカルド・ロペス分析 その二 引き続きロペス分析の続き。 大切なのは物事を認識可能な大きさに分解すること。 ロペスのパンチの特徴を抽象すると一つの規則性が浮かび上がります。 1.頭が横へ動く 2.二軸 3.脇腹の収縮 以上のロペスのパンチの特徴から抽出できる要素から推理... 2024.09.30 未分類
技術 リカルド・ロペス分析 最早みなさんには共有されつくしているというか、分かりきった話だと思いますが、リカルド・ロペスの分析やります。 まずは骨格。 見たらわかりますね。GGGと同じ骨格をしています。GGGはロペスよりも厚みがあり、ロペスはGGGより肩甲骨が前傾して... 2024.09.28 技術運動理論選手分析
技術 パンチを引くの解釈 「パンチを引く」についての解釈。 「パンチ」を「拳を衝突させること」だと仮定するなら、言葉通りの「パンチを引く」は矛盾します。恐らくはこの場面では別の意味を伝えようとしているはずです。 ここで言う「パンチを引く」は僕がブレーキ効果と定義する... 2024.09.27 技術
運動理論 投球と肩甲骨ロックと股関節ロック 下はメジャーリーガーの投球です。 肩甲骨平面内を腕が滑走しているのが分かります。 大腰筋の収縮で両肩を結ぶ直線が傾いています。ボーっとしていると腕を上から下へ振りおりましているように見えます。 が、実際には腕は肩甲骨平面内を滑走しています。... 2024.09.27 運動理論
トレーニング 股関節ロックから二軸、手打ちまで 下はメジャーリーガーの投球です。 肩甲骨平面上を腕が滑走しているのが分かります。 脇腹=大腰筋の収縮で両肩を結ぶ直線が傾いています。ボーっとしていると腕を上から下へ振りおりましているように見えます。 が、実際には腕は肩甲骨平面上を滑走し横向... 2024.09.26 トレーニング技術