よもやま話

バカの法則その七

気がつけば七に。 今回は指導レベルで物事が複雑化していく原理についての長濱説。 「殴る」ことがどうしてこうも複雑になるのか、そして、「殴られない」ことがどうしてこうも複雑になるのか。 なんなら、構えるだけがどうしてこんなにも複雑化するのか、...
戦略

前重心と左フック

上の動画の補足を一応しておきます。 「前重心でパンチが強い選手もいるぞ」と、反論があるかも知れません。 例えば今の姿になる前のドネア。 彼の特徴的なパンチには左のカウンターが挙げられます。 ドネアのような、左の股関節に乗り込んだ前重心は左の...
技術

コンスタンチン・チューのボディーフックと前傾姿勢の文脈

チューの高純度の手打ちはかっこいいですよね。風車のような回転力に加えてカミソリの切れ味。一番好きかもしれない。 ボディーフックに限りませんが、所謂「ボディーブロー」のように、頭を相手の方へ突っ込ませると、相手と体が密着してしまい、パンチを加...
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よもやま話

バカの法則その六

「認知の歪み=空想」が承認欲から生まれてくる、とする長濱説です。 防衛機制(ぼうえいきせい、英: defence mechanism)は、受け入れがたい状況、または潜在的な危険な状況に晒された時に、それによる不安を軽減しようとする無意識的な...
暇つぶしに見て

二次元の双対

集合の双対 上の我流で「双対関係」に文脈を与える試みの続き。 双対(そうつい、dual, duality)とは、互いに対になっている2つの対象の間の関係である。2つの対象がある意味で互いに「裏返し」の関係にあるというようなニュアンスがある(...
技術

ウィルフレド・ゴメスの大腰筋コンボ

ウィルフレド・ゴメスとアレクシス・アルゲリョは野木さんがよく話していたのを覚えています。 ゴメスに限りませんが、一流ほどパンチ動作と大腰筋の収縮が連動します。上の動画の場合は、ゴメスは右を振りながら左大腰筋の収縮ポジション(胸椎の回旋側屈)...
暇つぶしに見て

双対と概念の創造

双対の文脈を読解してみる 再び双対と遭遇。こいつは強敵。 そもそも論として「双対」とはなんぞや、と。 字面は理解できます。が、「その心は?」が理解できません。 何故数学界はコイツを仲間に加えたのか、という疑問です。そこは厳密に存在意義を評価...
技術

ショルダーロールカウンター

アッパーカットの要点 アッパーカットの練習。 相手のパンチをショルダーロールしてアッパーカット。 1.脇腹を潰したまま(大腰筋収縮位)でパンチ 2.股関節ロック 要点はこんな感じ。 注意点は1。体を起こす(≒大腰筋収縮を解く)とアッパーカッ...
よもやま話

自らの失敗を認めないことが導く損失

下の記事でクソリプが論理的に破綻していることの証明とクソリプが起こる原理を推理した次は、そこから得られる教訓を抽出します。 この経験からは「自らの間違いを認められないことが生み出す損失」と「その原理」が抽象されると思います。 矛盾を肯定する...
よもやま話

自己喪失と攻撃性

インスタに上げた僕のドラム打ちに現れた人。 「その打ち方だからあなたは打たれ弱い」 と攻撃とも受け取れる指摘をしてきました。 僕は彼彼女に対して、「打たれ弱い」の定義とそれの論理的な説明を要求しました。が、それはできないと。 論理的な破綻ど...
未分類

ナックルを当てる練習

僕の定義するナックルは人差指と中指のゲンコツ。 これでパンチの加速が効率化するのは、前腕の筋力発揮が、重心や前腕の張力などの、抽象的な腕の構造を変化させるからだと考えます。※手首のテノデーシスアクションや肘の腱固定。 小指で握るのと人差し指...
よもやま話

自分と無関係なことばかりに関心を払っている

人類史的にはつい昨日の社会から現代社会を眺め、その欠点と利点を明らかにしよう、という内容。 テクノロジーが発展し、環境は激変しましたが、ヒトの遺伝子は森で狩猟採集生活をしていた頃に適応したままほとんど変化していません。 ダイアモンド博士は、...