デービス vs. ガルシア 試合予想

試合予想選手分析

アメリカ人対決で若手全勝のスーパースター対決。
ハードパンチャーで互いにド派手なスタイル。勝者は今後のボクシングを引っ張ることになりますからボクシングファンなら無視できない試合です。色んな意味で目が離せない。

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デービス vs. ガルシア

この試合の前にボクシング業界に起きている異常事態について。

パッキャオとメイウェザー

僕の記憶に新しいビッグファイト。
史上最高のマネーが動いた試合で日本の民放のニュースでも取り上げられていました。
でも僕の記憶が正しければ7~8年は温められた試合で、互いに人気も実力も峠を超えた後に成立したんです。引き伸ばして期待を煽ることで試合の規模は大きくなったのでビジネスとしては正解でした。

ただハードコアファンは白けた目で見ていたのも覚えています。
「今さら?」って声も多かった。一時はボクシング人気が停滞したのは金に目が眩んだ拝金主義者が試合を成立させないからだとボクシング業界そのものを否定する声も多かった。そのころと比べると今はボクシングバブルだなって感じですね。コロナでため込んだ予算が放出されるんですかね。ファンが見たい試合がすぐに決まるんですから、メイウェザーvsパッキャオの紆余曲折を知っている身としては異常な感じがします。

コンプリートファイター vs ゴーストパンチ

記者会見ではお互いに罵り合って
デービス「左フックだけ、他には?俺は何でもできる」
ガルシア「俺のようなファイターは始めてだろ?気が付いたらベッドだ」
稀に見る舌戦はヒートアップ。特にガルシアは緊張なのかハイになっている印象を受けました。
デービスはいつも通りにラリッている感じ。この辺の違いも試合に影響しそうです。

この試合の予想は難しい。
ワンパンチフィニッシャーなんで何が起こってもおかしくない。

ただ、個人的にはデービスの方がアウトボクシングからインファイティングに切り替えたりと相手の弱さを逃さい臨機応変さで勝るのかなあと。弾丸のようなスピードとパンチ力も相まって、ガルシアが弱さを見せたら一気に蹴りが付くと思います。デービスは本当に相手の弱さを見逃しません。
「行ける」と思ったら一気に仕掛けてペースを奪います。相手の攻撃を無力化するディフェンスもありますし、相手が隙を見せるまで辛抱強く守れます。守る時は守る、攻める時は被弾を厭わず決戦する。このメリハリを生む獰猛さと知性のバランスが絶妙なのだと思います。彼のスピードとパワー、技術と違って目に見えない部分の強さですね。勝負の嗅覚と強気な性格はガルシアに勝ると思います。

でもガルシアのサイズとリーチ、スピードもチート級です。
間近サウスポーの元チャンピオンのフォルトゥナ、オリンピックゴールドメダリストのキャンベルを派手に片づけています。どちらもかなりの実力者で負けてもおかしくないマッチメイクだったんですが、ふたを開けてみれば圧倒。
キャンベル戦のダウンは奪われましたが圧倒したと思います。ライト級に来てからの勝負強さは確実に増していますね。精神面の充実度が試合ごとに増しているので、前回の試合のパフォーマンスは当てにならないと考えられます。成長力って点ではデービスに勝るかと。

現時点の戦力を勘案すると対応力と辛抱強さでデービスが勝るかなあと。
ただ、ハードパンチャーの試合ですしガルシアのポテンシャルと成長速度は並外れているように感じるので、試合までに逆転していても驚きません。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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