ロマチェンコにもう一度栄光を

選手分析

ロマとヘイニー戦うんですねアメリカ時間の5/20。今日知りました。
ロマに勝ってほしい。

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ロマチェンコ vs ヘイニー

ロマとテオフィモ・ロペスならロペスのスタイルが好きですが、ヘイニーよりはロマが好き。
というわけでロマ応援です。あと、ロマはウクライナというバックボーンから人気がいまいちな感じ。
ベテルビエフやウシク、ビボルと同じですね。
先進超大国のアメリカ人やヒスパニック系アメリカ人の多くのルーツであるメキシコ人、先進国である欧州や日本と異なり経済力に乏しい国家の出身です。歴史的に大国の争いの場として機能させられてきた土地と民族だと思います。判官びいきでアメリカ人のヘイニーよりロマです。

ヘイニーの為の試合

ボクシングビジネスで考えるとこの試合はヘイニーの為の試合だと思います。アメリカの若者であるヘイニーがウクライナのオリンピック二連覇のウクライナ人を倒す。それにアメリカ人が歓喜する。そんな筋がきになっています。つまらん。

ウシクがボクシング大国イギリスのジョシュアを倒したように、そしてこれからフューリーを倒すように。
ロマに権力者の描いた筋書き通りにはいかないってことを示してほしいですね。
この試合の後はシャクール・スティーブンソン、デービス、ヘイニー、ライアン・ガルシアなど、アメリカ人だけのパーティーが計画されています。
ウクライナ人のロマにはヘイニーの代わりに飛び入り参加でアメリカ人を白けさせてほしいところ。

ヘイニーの厄介さ

フルトンの記事で解説していますが、ヘイニーはヤバイ。
そのヤバさとはスピードサイズパワーという素晴らしい能力をディフェンスへ特化させていること。
相手を無力化することに特化しています。

分かりやすい強さではありませんが、ヘイニーの守りを崩すのはロマと言えど至難の業でしょう。
ロマが得意とする中近距離はクリンチ&レスリングで無力化してきます。

ただし、ロマはレスリングが巧みですから、ヘイニーの揉み合いを上手く振りほどいてリチャード・コミーを倒したワンインチパンチをねじ込んでくれるでしょう。
中間距離のパンチの応酬ではロマのスピードが勝ると思いますしロペスのような抑止力はありませんので、ヘイニーが接近戦をロマが防がれたなら困難が待ち受けているのでは。もう一つ確率が高そうなのはジャブとフットワークで逃げ回って微妙な試合にするパターン。アメリカ人がアメリカで戦う場合はあるあるなんで。

ヘイニーサイドに着くならロマへの脅威はヘイニーの成長速度でしょうか。
僕の目には毎試合強くなっているように映ります。毎試合飛躍的に強くなっているので、前試合のカンボソス戦はあてになりません。

ロマのパンチ

ロマってテクニックの選手でパンチは評価されない印象ですが、僕はパンチはあると思っています。
骨格が小さくエネルギー自体は小さいと思うのですが、手打ちでエネルギーの伝達が効率なので、しっかり脳みそ衝撃が抜けていくパンチだと考えています。
SFe級では倒す前に相手が諦めるパターンが多かったんですが、ライト級ではきっちり効かせて倒してますし、効いてぐしゃりと倒れるダウンは多いです。
そもそもチャンピオンレベルが相手にノックアウト連発してる時点でパンチ力はあるはずです。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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