写真と動画の時代と矢斬祐季

プライベート

ヤザンは僕が平仲を辞めてからジムへ通っていないようです。
モチベーションが失われてしまったと。
今は趣味の写真に没頭しています。

「おいヤザン、何のために沖縄へ来たんだ!」って怒りたくなったあなた。
人生なんてそんなものです。
何が転機になるかなんて分かりませんし、運命は支配できません。
その瞬間にやりたいことが彼のやるべきことです。
何かから逃げたくて本当に好きなことを諦めたのではなく、別にやりたいことがあって前向きに取り組めるなら、僕はそれが正しいと思います。

彼は逃げたのではありません。
趣味のカメラが、今やりたいだけです。
そして、彼はその趣味のカメラの技術を経済的な価値へ変換しました。

もしかしたらカメラをさせるために神様が沖縄へつれてきたのかもしれません。
彼を前向きにさせるために僕や長岡を含めた平仲ジムの選手達に合わせたのかも。
沖縄で彼のカメラの技術がお金に変わることを教えたかったのかも。
何のために沖縄へ来たのかは彼の運命のみが知っています。

またやりたくなったらボクシングやればいいんです。
世界チャンピオンだけがボクシングではないですからね。
プロボクシングを知っているからこそ、残すべき瞬間には直感が働くはずで、きっと彼の写真には魂が宿ります。

僕にはヤザンの運命は分かりません。
でも何となく、ヤザンの周りに波が立ち始めているような、そんな予感がします。

ヤザンInstagram
インスタが彼の画廊になっていますので、興味が湧いた方はフォロー!

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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