エリート中学生と危機感と格差社会

よもやま話プライベート

平仲ジムのスーパー中学生を紹介します。
世界を支配しているエリートはこんなもんじゃないって考えると恐ろしい。
エリートが庶民の価値感に理解を示さないのも納得です。

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エリート中学生

こんなエリートを具現化したような子が沖縄にいるんです。
どんなタイムスケジュールだよって感じですよね。
エベレストに挑戦でもすんのか?って程度には大きな荷物を抱えてジムへやってきます。
小さな体に似つかわしくない大きさの三つの鞄が彼の執念の証。

彼は本当に努力できます。
辛い練習でも必死にくらいついて、嫌な顔一つしません。
上のシャドーボクシングって難しいですよ。
体力的にも技術的にも。
「やるからにはパッキャオを目指そう、君にならできる」って励まし続けていたら徐々にパッキャオのようになり始めました。

本当に努力できます。
彼の当たり前をこなせる同世代がどれほどいるか。
下校後その足でジムへ行き、ハードワークの後にそろばん塾へ。
さらに帰宅後は進学校なので予習復習です。

好きなボクシングでチャンピオンになるために時間をどうにかこうにか捻出しているんです。
彼にとっては休みなく活動し続けるのは当たり前なんです。
好きでやっていることだから疲れなんて知りません。
そろばんも数学もボクシングも全部好きです。

「どんな勉強しているの?」って聞いたら「代数と幾何をやってます」って言うんです。
代数って言うとちょうど僕が今このブログでやっている範囲です。小学校卒業したばかりですよ?
高度な数学を解く論理性で日常生活を組み立てるので時間の使い方が上手くなります。
それで捻出した時間をさらに自分への投資へ回して…と加速度的に一般的な中学生との差を広げていきます。
エリートの日常ってヤバイなって感じますよね。

彼が大人になる頃には一般的な価値観は失われてしまうんじゃないかと思います。
今はまだジムで普通の小中学生と接して彼らの価値観に触れ合うから話が通じます。
だけど大学生になる頃にはもう同じようなエリートしか周りにはいません。
努力が当たり前で、結果を出すのが当たり前。
そうなってくると価値観が一般と乖離して話が通じなくなってくるんじゃないかと。

政治家は世襲制の側面がありますから、当然ながら庶民の価値観は理解できず、政策も庶民の要求から乖離しがち。

こんなギリギリ想像できる程度の中学生が沖縄にいるのだから、世界レベルのエリートである中国共産党や欧米の貴族、財閥の子孫なんて僕の想像を絶するエリートで、彼らは庶民である僕の価値観には微塵も共感しないし、彼らの価値観を僕は微塵も理解できないだろうと思います。
もう少し庶民が豊かになる方法を考えてくれたらいいですけど、構造的にそうなるのは仕方がないですすね。

少年時代にスマブラだけやっていた僕からすると、想像を絶するエリートです。
今回の少年を見ていると、そら貧富の格差は広がるよなって思いました。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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