生半可な努力では、戦う持久力は得られない

トレーニングメンタル

こんな質問が寄せられました。

長濱さんへ 3ヶ月後に新人王でプロデビューすることが決まりました。 そこでスタミナを気にせず思ったことを4ラウンド続けられるようになるためのトレーニングを伺いたいです。 坂道ダッシュなどになるのでしょうか? アドバイスお願いします。

youtubeコメント

3か月でスタミナをつけようなんて認識が甘すぎます。
本当に甘い。生半可な気持ちで新人王に出ると僕見たいに鼻を折られて舌を千切られます。

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想像すべきこと

ジョギングやスパーリングとは”試合の持久力と練習の持久力は全くの別物”であることを想像ができなければ試合では勝てません。
観客がいて勝敗が分かれる勝負事、デビュー戦となれば本能的な極度の緊張感が伴います。

そんな状況下で薄いグラブで3分4ラウンド殴り合います。
新人王ともなればかませ犬はいません。
全員本気で勝ちに来ます。

まずこれを想像すべき。
本気の取っ組み合いをやるんです。
殴られたら痛いなんてもんではすみません。
失神することもありますし、下手をしたら死にます。
膝をついて降参してしまいたいと何度も頭をよぎる程度の過酷さは最低でも想像すべきなんです。
たった3か月程度ではその過酷さに耐えられません。
専門的なフィジカル、メンタルトレーニングを積む必要があります。

僕が平仲の選手にハードワークさせるのは、10回戦、12回戦を知っているから。
彼らの大半は鍛え抜いて競争を勝ち抜いてきた相手との36分間の本気の殴り合いを想像できていません。
練習でのらりくらりやっている奴は絶対に勝てない。
そんな程度の精神力では確実に投げだす過酷さです。
見てたら分かります。6回戦止まりの選手、8回戦止まり。
二人だけ。
12回戦までたどり着けるだろうなって選手。

バカと想像力が豊かな二人です。

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この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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