平仲ジムの選手達に指導する過程で確信を持ちました。
手打ち打法は競技力と直結しています。
今のところ、プロ、アマ、ジュニア選手を指導し100%の確率でパンチ力、ハンドスピードを大きく飛躍させています。
難しいのはあえて手打ちをする理由の説明とそれを体感させることです。
僕のYoutube(ブログなら尚良い)で前提となる知識が共有できていれば話は早いのですが、そうでない場合、腰を回す意識から始まる従来の指導方法や技術論を刷り込まれているため、僕の考えを無意識に拒絶し受け入れるのが難しくなります。
しかし一度体感すれば、身体で手打ちの理屈を理解できます。
「手打ち打法」を僕の指導の一つの指針としました。
手打ち意識をどれだけ強調できるか、どれだけ高純度の手打ち意識を構築できるかに現在注力しています。
手打ちで推進力を出すためには腕の力を瞬時に床へ伝えて推進力へ変換する必要があるため、骨格で立たなければなりません。自然にケツに乗れる姿勢へ収斂していきます。
収斂
Wikipedia
収斂(収㪘、収れん、しゅうれん)または収束(しゅうそく)(en:convergence)とは、複数の物が互いに異なる性質・指標などを持っている状況から変更・移行を起こし、同質化・同等化・相似化(互いの性質等の差を無くす方向)が進むこと。
哺乳類のコウモリと鳥類の鳩が別々の方向から同じ競争戦略へ行き着いたように、「手打ち」という一つの指針を持っていれば、どの道ケツに乗るスタンスへ行き着くってことです。
手打ちを極めさせれば自然に奥脚荷重で真っすぐ立つようになる。
そうであるなら、いちいち立ち方から教えるまでもないと結論しました。
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