【手打ち打法】拳をぶん投げる 参考動画 アフマダリエフ

技術
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手打ち打法の質問が非常に多い。
メカニズムが違う上に直感にも反する論理。
ボクシングをしている方にとってはかなり関心の高いテーマなのだと思います。

ロシアンスタイルの選手には特に手打ち打法の特徴が表れていると感じます。
しかし全てのロシア人に共通しているわけではなく、いわゆるロシアのエリートの共通しています。
ある地域でこの打法を教えているのか、それともロシアシステムの淘汰圧に耐え抜いた適者生存の結果なのかは分かりません。
もしかするとYouTubeで手打ち打法を教えている動画があるんじゃないかって思うんですが、ロシア語が分からないので情報が集められません。

閑話休題。
アフマダリエフの動画を見て下さい。

突っ込む感じが少なく、強く打つ直前の腕の力が抜ける動作が分かりやすいです。

強いパンチのイメージと同時にサイレントピリオドで筋肉が弛緩。
重力と慣性によって腕が落下。

体幹が加速を開始。
重力の落下とその場に留まろうとする腕の慣性力により腹斜筋と大殿筋が伸張。

SSCにより慣性力と重力のエネルギーを開放しながら腕が急加速。

当たる直前にケツのSSC
半自動のブレーキ効果によるダメ押しの加速。

ボディーを狙う時のフォームと頭部を狙う時のフォームが変わりません。
変化が腕の軌道だけ。なので一見すると棒立ちで打っているように見えます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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コメント

  1. トマト缶 より:

    打つ前に腕を下げるのは相手なに読まれやすくならないんですか?

    • 自然に下がると読まれにくいですね。
      基本的には相手の注意は大きくてよく動き、目がついている頭部に集中している確率が高いと思います。

      ジャブやフェイントで相手の注意を引くのも効果的です。

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