デービスの表情とジェスチャーと本能のディフェンス

メンタル選手分析

大分へ2人の選手を送り込みましたが、平仲の連敗を止められず。
話を聞いた限りだとやっぱり原因はメンタル、勝負勘なのかなあと。
最近は相手のちょっとした不安や弱気を見抜くというか、ここが勝負所と見抜く感性を磨かなければならないと僕は感じているんです。

スパーリングで相手と一緒に休んでしまったり、効いたジェスチャーを見逃してしまったり、逆に見せてしまったり、相手の雰囲気だけで弱気になったり。
難しいです。確かに。
でもチャンピオンになるためにはやらなきゃならないんです。
スパーリングで感覚を研ぎ澄ませて、相手の一瞬の隙に付け入って。

戦いはコミュニケーション、主導権争いです。
パンチで、ジェスチャーで、表情で誰が上なのかを相手に伝えます。
同時に相手のジェスチャーを見逃さないことです。
一瞬の弱気、そこから崩していくし崩れていくんです。

今回は参考になる動画を探し出せたので共有します。

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デービス無敵のオーラ

俺がボスだの態度

ボクシングは生き様が現れます。
きっとデービス選手は日常の主導権争いで負けたことがないんだと思います。
勝ち癖ついています。勝つのが当たり前って表情で相手の全てを否定しています。

KOの直前から「無駄なことしてイラつかせるな(これ以上怒らせるともっと痛めつけるぞ)」ってジェスチャーで相手の攻撃を否定していきます。
パンチを受けても伝わってくるのは「イラっ」だけ。

デービス選手の自然な動作は本当に潜在能力を開放させている印象を受けます。
雑念なんて一切ありません。ただただ「殴る」という目的だけに心が統一された雰囲気。
独創的かつ合理的な動作からもそれが伝わってきます。
リードハンドで相手の腕を抑え込んで動きを封じ込めたり、顔も自然に見えにくい場所へ隠します。
歩きながらスイッチしてスンタンスが左右変わっても攻防ともに全く違和感を感じません。超自然体です。

上手く完璧に守ろうとしている様子は一切なく、「殴る」ことに没頭しているから、本能が勝手にディフェンスしているような感じですかね。
感じてから動くまでが爆速です。

練習で

例えばこの試合のデービス選手の集中を維持したまま練習したら、これができない選手とどれほどの差がつくか。
1か月で追いつけなくなります。

これくらい没頭できればあっという間に上手くなります。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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