ダンスで分かるカシメロのフィジカル

よもやま話
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youtubeのおすすめに表示されていた動画です。
このダンスを見てください。

ちょっとひょうきんな、そして何気ないダンスですがカシメロ選手のフィジカルの強さを感じます。
骨盤前傾型の骨格をしており、みぞおちと下腹部(腸腰筋の付着部)が前へ突き出しています。
元々の体型はここまで前傾は強調はされていないとは思いますが、自然とそれが出来るくらいには股関節周りと背骨の筋群が活性化されているということです。

体幹部でリズムをとって、その力が波となって脚と腕の末端へ伝達されています。
股関節の3D構造も上手く使ってぐにゃぐにゃと、しなやかで柔軟な印象を受けます。

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身体能力の違いは伝統舞踊の違いとして表れる

黒人種と日本人のダンスや音楽ってなんか違うなって感じたことありませんか?
特に伝統的なダンスや音楽です。

それは全て身体の使い方、それに伴って身体に流れるリズムが違うせいだと僕は考えています。
特にその民族の股関節の活性具合が顕著に表れるのが伝統的な舞踊の文化です。

この動画を見てください。
最初に出てくる少年は胡坐をかいていますが、背骨は反っています。
でも力は抜けている印象を受けます。
腸腰筋が強靭だから骨盤が前傾し、胡坐をかきながらも自然と股関節に乗れて背骨が反ります。

その後に続くダンスを見てください。
股関節を使い骨盤でリズムをとり、その力を波のように伝えて腕や脚を動かしています。
この身体の使い方の違いがスポーツのパフォーマンスにも大きく影響するんです。

今度は日本の伝統的な踊りです。
違いが顕著です。
体幹を固めて膝から下と腕先でリズムをとっています。

沖縄のエイサーです。
サムネはただのお辞儀ですが、膝が伸び股関節の屈曲が主導となって頭を下げています。
骨盤を前傾させ、上半身に押されてお尻が上がるような姿勢をしています。
沖縄の伝統的な舞であるエイサーは黒人種ほどではありませんが、ダイナミックに飛び回り回転するなど、股関節、体幹を主導とした舞踊になっています。

北海道のソーラン節も比較的ダイナミックな踊りです。
沖縄の琉球民族と北海道のアイヌ民族は古来から日本の土地にいた原住民族で、人類史的には最近大陸系の移民と交雑した日本本土と微妙に人種が異なります。
地理的に離れている沖縄と北海道の方が本土の日本人より遺伝的には類似しているという研究報告の裏付けもあります。
沖縄と北海道の古くからその土地に住む人達の顔立ち、方言といった言語の違いは大陸系の遺伝子と文化が混入せず、古い土着の文化、遺伝子が残っていることが理由の一つに挙げられると僕は考えています。
大陸系の血が混じる前の原住民の子孫たちの身体の使い方が文化として残されているのかな?なんて考えています。

沖縄にいた頃はあまり意識しませんでしたが、骨格や顔立ちが日本本土とは違うと今は確かに感じています。
そして沖縄人は思い返せば、身体能力も高かったと感じるんです。

まとめ

身体の使い方は文化として表れる。

体幹を使うダンスをするのもフィジカルトレーニングとして有効かも。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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