【速く】ディフェンスは股関節が主導【柔軟に】

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これまでスポーツでは股関節の使い方が大切だとお話してきました。
ボクシングのパンチ、ディフェンスにおいても股関節の使い方が重要になってきます。

分かりやすい例としてカネロ・アルバレス選手を見ていきます。

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カネロ・アルバレス

ディフェンスの上手い選手といえばアルバレス選手ですね。
特に上半身の動きで相手のパンチを躱すヘッドムーブメントが現役では最高レベルです。

以下の動画が分かりやすいと思います。
股関節の屈曲、伸展、内旋、外旋で骨盤を動かし、その力で頭の位置を変化させてパンチを躱します。

Canelo Defensive Highlights I Golden Boy Boxing

股関節周りの筋は大きく強いので、速く大きく上半身を動かすことができます。
股関節の筋を使うので上半身を脱力しやすく柔軟に動かすことを助けます。
また、大きな筋を使うので瞬間的に大きな筋力を発揮しても疲れにくいという側面もあります。

右の股関節を内旋させて頭を動かして相手のパンチを避けます。

相手はジャブを打ちながらアルバレス選手から見て右へ回り込みます。

今度は左股関節を内旋させ頭を相手から遠ざけます。

股関節は可動性が高く上半身の奥行きを広く作り出せるので、相手の次の動きに備える時間を稼げます。

続いて股関節を屈曲させておじぎするように大きく頭を動かすことで相手の危険なパンチのエリアを瞬時に回避しました。

さらに臀部を見てください。
上がっています。
ディフェンスをしながら素早く力強く動くパワーポジションを作っています。

この姿勢によりアルバレス選手にはカウンターを狙っている雰囲気が漂います。

実際にアルバレス選手はこのポジションからのカウンターを得意としてます。

股関節が上手く使えるとディフェンスをしながら攻撃の用意ができます。

同時並行処理です。

上のハイライト動画を見ていただければご理解いただけると思います。
ヘッドムーブメント以外にもピボットやバックステップでもパンチでも股関節が主導となっています。

左股関節の3D回転で左足を軸に身体の位置を入れ替えます。

股関節が活性化しているとピボットのような一見すると複雑で難しそうな動作も簡単にできるようになります。

相手の攻撃に備える場面です。
脚が伸びて股関節が活性化しています。

アルバレス選手は後ろに倒れこむように脚を伸ばして距離を作りだします。

後ろに倒れこみ重心移動(左股関節屈曲)だけで距離を作りだす動作なので、予備動作がなく素早くパンチを回避できます。

後ろに跳ねるようなバックステップではなく、倒れこむ重心移動です。

そして足をぴんと張ったまま接地します。
接地の瞬間に臀部と裏腿が伸張され伸張反射により強い力で股関節が伸展され強烈なパンチが打てます。

デコピンスタンスです。

骨盤前傾を維持したままの股関節の屈曲でパンチを躱し、臀部と裏腿に力をタメます。

股関節に貯蔵したエネルギーで身体を推進。
右股関節を内側に捻りながら伸ばしています。

ゴロフキン選手の記事でやった伸展と内旋です。

この場面が股関節屈曲で力を溜めているのが分かりやすいですね。
膝関節も股関節の動作を補助する為に屈曲しますが、あくまでも補助動作です。

右の股関節が内旋を伴いながら伸展しています。

骨盤の角度が左股関節を軸に大きく変化していることが分かります。

まとめ

パンチとディフェンスも股関節を主導として行います。
ディフェンスを股関節が主導で行えるようになると、大きく柔軟な動きを実現でき、加えて次の動作のエネルギーを股関節に貯蔵できるので、淀みなく力強く反撃ができるようになります。

騙されたと思って以下のエクササイズをやってください。
僕が指導している方で特に熱心に取り組んでくれている方は立ち方、構え方が変わってきました。
股関節周りの筋群が活性化されるので、無意識のうちに動きが力強く素早くなります。
脳は効率的な動作を覚える仕組みがあるので、その力を発揮する方法を記憶するように命令(ドーパミン)を出します。
無意識下で自然と楽な姿勢、気持ちのいい姿勢を作ろうとするので股関節に乗ろうとします。
自然と股関節のソケットの深い前側に大腿骨を乗せるようになるため骨盤も前傾し、それに伴い胸椎の後弯も強調されるようになっています。

練習前や僕のyoutubeを見ながらでもいいです。
空いた時間にできる方法に厳選しています。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
WBC世界同級34位
WBO-AP同級3位
角海老宝石ジム所属

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