技術の再現性を高めるための感覚の言語化

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感覚の言語化

僕は体性感覚のリズムや細部の身体の連動を必ず細かく言語化するようにしています。
感覚は必ず狂うからです。
試合ではその狂った感覚を瞬時に正しい位置に戻す必要があります。
また、その感覚を言語化すれば、それを深めて強化することができます。

話を簡単にする為に言葉を定義しておきます。

何となくできることは『技能』、それを他人ができるように説明できるなら『技術』と定義します。
何となく速く走ることができるのなら、それは技能です。
もし感覚の細部まで、股関節や膝の角度や連動のリズム、姿勢などを細かく言葉にして説明できるなら技術です。

『再現性』とは一度起こったことをもう一度、意図的に起こせることです。

感覚は狂う

感覚の言語化とは技能の技術化です。
スランプという言葉があります。
精神的な影響が大きいと言われていて、普段簡単にできることができなくなってしまうことです。

当たり前のことで甘く見てしまいますが、甘く見ては勝負には勝てません。
僕はこれを甘く見ていました、気がついてすらいませんでした。
だから何度も失敗しました。

普段友達と話すような方法で、10万人に向けた演説をすることはできません。
拳銃を頭に突き付けられて『失敗したら殺す』、と脅されながら車の安全運転はできません。

前提として、精神の動揺(無意識)が起こる試合では練習の力を完全に出すことはできないんです。
感覚に頼るような練習の練習ばかりしていては勝てません。

試合中は普段より無駄な情報(緊張、恐怖など)が増えて脳が処理を追いきれなくなり、自分の感覚すら捉えきれなくなります。
これが練習の力を試合で発揮するのが難しい理由です。

普段のスピードやパワーを発揮するための感覚にノイズが混じってしまい、普段の感覚を呼び覚ませなくなるんです。

感覚を言語化すれば、『今のは違うな』と一度狂った感覚を瞬時に引き戻せます。
試合中にいつもの力を出すために感覚の言語化が必要になるんです。

技能を技術に、そして強化するための『力学』と『生理学』

もし技能を力学的、生理学的に理解し技術化することができれば、その技術を強化できます。
人それぞれ『この感覚でやれば強く打てる、速く動ける』というコツがあると思います。
『力学』と『生理学』ならその理由を明確に説明できます。

コツの動作原理を理解することができれば、『筋力が足りていないのか』『連動のタイミングが甘いのか』など、足りないものも理解できます。

そしてどうしてそれが足りていないのかも自然と理解できます。
『最大筋力を発揮する練習が足りていない』『運動連鎖を高める練習が足りていない』『SSCが起こせていない』色んな角度から判断し、色んな方法で技術を強化することができるようになります。

さらに、『何故強いパンチが打てるのか』『何故速く動くことができるのか』を理解すれば、トレードオフの関係が見えてきます。
『何を犠牲にして何を得ているのか』『その犠牲を埋める方法は何か』も自然と考えるようになります。

そして自分が分かるようになると相手の姿も見えてきます
何が相手の強みで必然的に何が弱みになるのか。

自分が何をしていて、相手は何をしているのか。
理論化して考えれば試合で何をすべきかが見えてきます。

まとめ

試合で練習の力を出すために技能の技術化が必要。
そして、技能の技術化ができるようになると今まで見えなかったものが見えてくる。

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瞑想のやり方

Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人
ストイック長濱

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
WBC世界同級34位
WBO-AP同級3位
角海老宝石ジム所属

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