OPBF王者がテレンス・クロフォードを分析

戦略
戦略選手分析
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クロフォード

ライト級、スーパーライト級、現ウェルター級の世界3階級制覇王者。
史上3人目の主要4団体統一王者。
全勝のスイッチヒッターです。

アマチュアもやっていたみたいですが、国内の予選に負けてオリンピックなどの国際大会には出場していません。

それでは分析いきます。

分析

下の階級から上げてきたのでスピードがあります。
パンチ力はウェルター級で抜きんでているとは感じないんですが、技術はPFPに相応しいです。
タイミングがいいから効かされちゃいます。

スイッチヒッター

スイッチヒッターでサウスポーとオーソドックスのどちらでも構えることができます。
7:3くらいの割合でサウスポーで構えている時間が長いイメージです。
どちらも違和感なく完璧に使いこなします。
スイッチヒッターと戦ったことがないのでこれは想像になりますが。
サウスポーとオーソドックスではジャブの当て方も右の当て方も違います。
なのでいきなり変わるとサウスポー用のワンツーやジャブを打って失敗しちゃいますね。
うーんでもクロフォード選手は頻繁にスイッチする感じではないんだよな。
意表を突くというよりは相手が苦手は方で戦う感じですかね。

カウンター

スイッチヒッターのイメージが強いですが、僕はクロフォード選手のカウンターの方が怖いです。
タイミングが抜群だし相手の攻撃に合わせて何度も何度もカウンター打てます。
これは戦うとなると嫌ですね。

ボディーブロー

ボディーブローも上手いんですよ。
僕がツイッターでつぶやいていますが、ボディーブローを打つと顔面へのパンチが当たりやすくなります。
クロフォード選手はボディーブローを打ちまくる感じではないんですが、要所要所で打ち込んで効かせています。
それを伏線にして顔面でとどめ。

やっぱりボクシング、つまり「パワー」「スピード」「カウンター」「ボディーブロー」など…は単体では成立しなくて、全ての技術がそれぞれを高め合う相乗効果が選手の強さに繋がって、クロフォード選手が強いのはそうゆうことなんだと思います。

ボクシングは目には見えないネットワークです。
技と技、要素と要素の繋がり。
如何にそのネットワークを強固にするか。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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