ミスしない男ワシル・ロマチェンコ

選手分析
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ロマチェンコのスピードやフットワーク、技術に焦点を当てた動画へ沢山ありますが、それ以外についてモンスターの動画と同じようにあまり焦点の当たらない、しかしだからこそ重要なロマチェンコの特徴についてお話します。

ミスは誰でもします。ミスをしないなんてことはできません。
大切なのはそれに対応できる備えをどれだけしているのか。
これです。

ロマチェンコもミスをします。ただミスをしても直ぐに対応できる備えがあります。それが以下。

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止まらないリズム

1つ目は止まることのないリズム。どんなときでもロマチェンコは前後に左右に動き続けます。例えば相手の攻撃を受けた直後でも動きが止まることはありません。
すぐに動き始めることで相手の追撃を防ぎます。相手の様子を覗うときも常に動いています。そしてこの動きはフェイントにもなっており、攻撃も兼ねています。

高いガード

高いガード。ロマテェンコはこれも怠りません。
そしてこの高いガードもロマチェンコを守る保険です。仮に相手のパンチを読み間違えて攻撃を受けてもこの保険がロマチェンコを守ります。

攻撃の保険

ロマテェンコの攻撃動作は最小限です。
そうすることで相手の攻撃に備えた保険をかけています。

バランスを保つ

ロマテェンコは攻撃中ほとんどバランスを崩しません。
モンスターの動画でもやりましたが、バランス崩さないということは次の動作に備えた時間的な余裕を作るということです。
つまり相手のカウンターに備えることができます。

脇を絞めた小さなパンチ。

脇を締めたパンチは軌道が小さい分当たるまでの時間を節約できます。
モーションが少なく相手に読まれにくくなります。
ロマチェンコの次の動きが読めないからこそ相手はカウンターの動作を作れません。

ロマテェンコも人間なのでミスはします。
しかし上記ののことを怠らないからこそミスしたとしても相手の反撃、カウンターも対処できます。

大きく以上がロマチェンコのミスの保険です。
ロマチェンコがミスをしないから相手は八方塞がりになり降参するしかなくなる。
ノーマスチェンコができる。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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